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2014年11月13日 (木)

遺伝子活性化の仕組みを生きた細胞内で観察 ―転写制御にはたらくヒストン標識の役割を解明―

2014.09.24 東工大ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京工業大学大学院生命理工学研究科の
木村宏教授と米国コロラド州立大学の
スタセビッチ・ティモシー助教授
(元・大阪大学大学院生命機能研究科)
らの共同研究グループは、遺伝子の活性化
の仕組みを生きた細胞の観察により
明らかにした。
 
 ヒストンH3アセチル化[用語1] と転写を
行う活性化型のRNAポリメラーゼII[用語2]
を同時に生細胞で可視化し、数理モデルと
合わせた解析により、ヒストンH3アセチル化
が転写因子[用語3] のDNAへの結合と
転写の伸長反応の両方に働くことを
突き止めた。
 
 細胞内でDNAと複合体を形成する
ヒストンたんぱく質の翻訳後修飾[用語4]
は、遺伝子の抑制や活性化に働くと
考えられている。
 
 中でもヒストンH3のアセチル化は、
遺伝子活性化の目印として知られていた
が、実際に細胞内でどのように働く
のかは分かっていなかった。
 
 共同研究には九州大学、
かずさDNA研究所、モノクローナル抗体
研究所などが参加した。
 
 成果は21日18時(英国時間)に
英科学誌「ネイチャー(Nature)」
オンライン速報に掲載される。
 
 
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 エピジェネティクス調節の一端が解明
されたということですね。
 
>ヒストンH3のアセチル化は、転写因子の
>結合と転写開始から伸長への移行の両方
>を促進すると考えられる(図3)。
 
>この考えは、モデルとして用いた
>遺伝子アレイのみならず、他の遺伝子群
>についての解析結果とも一致した。
 
>従って、アセチル化による転写伸長反応
>の促進は、遺伝子の転写制御における
>普遍的な現象であると考えられ、
>今回の研究は、生命現象の理解に対して
>重要な意義を持つと考えられる。
 
 普遍的な現象だそうです。
 
>最近、がんをはじめとした多くの疾患
>で、エピジェネティクス調節が異常に
>なることが明らかにされはじめ、
>ヒストン翻訳後修飾を制御する因子を
>標的とする薬剤の開発が注目を集めて
>いる。
 
>本研究の知見や計測システムは、今後の
>薬剤開発にも大いに役立つと期待できる。
 
 期待しましょう。

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