稼ぐドイツ人は5時に仕事が終わる
2014年9月29日 日経ビジネスオンライン
詳細は、リンクを参照して下さい。
長文です。
興味がある人は、リンクをどうぞ、
私が「なるほど」と思ったことを
いくつかあげておきます。
1.日本人とドイツ人とで「仕事」の
捉え方が違う
>ドイツ人は、給料の見返りとして、
>雇用主に40時間分の労働力を
>提供している、と考えます。
>定時に仕事が終わらなかったら
>どうしましょう。
>1つは、もっと効率的に働くことです。
>2つ目の対応策は、自分のせいじゃない、
>と言い張ることです。
>つまり、仕事量に対して十分な労働力を
>雇わなかった、企業に責任を求める
>のです。
>そのため、5時になった瞬間、仕事を全て
>終わりにします。
>もちろん、どうしても終わらせなければ
>ならない仕事もあるため、残業する人も
>います。
>残業が無給の場合さえあるのですが、
>それにはリミットがあります。
>ドイツには強い労働組合があり、法律や
>ワーク・ルールが労働者の権利を守って
>いるのです。
>ドイツ人は、生きるために仕事をして
>いるのです。
>「ワークライフバランス」というのは、
>人生をどう、仕事と趣味に分けるかを
>指しているのです。
2. 工程と結果
>ドイツ人と日本人はともに、正しい順序
>で物事を行うことを好みます。
>2国が違っているのは、ドイツ人が結果を
>重要視するという点です。
>いかに効率的に、素早く目標に到達
>できるかが、最も重要なのです。
>日本では時折、ビジネスプロセス自体
>が、目標達成と同様かそれ以上に、
>重要視されているように思えます。
>既に確立された「やり方」が存在する
>場合、より素早く作業できたとしても、
>別の「やり方」を採り入れるのは困難
>です。
>新しい「やり方」を提案するためには、
>稟議を通すなど、とても複雑な工程が
>決められており、それ自体が「やり方」
>のようであるからです。
>今年のワールドカップで、イギリスの
>テレビの解説者が同じことを指摘した
>ことに、私は驚きました。
>日本の選手は勤勉で、技術力が高く、
>団結力が強いのですが、落ち着きや
>決断力が足りないのだそうです。
>そのため、中盤でパスを回し過ぎていて、
>本来の目的である、相手からゴールを奪う
>ことにほとんど集中できていないのです。
3. サービス
>日本がサービスにおいて世界一である
>のは、誰もが認めることです。
>ドイツのサービスは全くの逆です。
>実は、「大変お待たせしました」という
>意味のドイツ語は存在しないのです。
>そもそも、ドイツ人にこのような台詞は
>必要ありません。
>平均的なドイツのサービス提供者は、
>お客さんが待つことを予期しているから
>です。
>ちなみに、労働時間と閉店時間における
>制約は、関連しています。
>スーパーが午後6時30分に閉まるなら、
>人は自然とそれより早い時間に帰宅し、
>帰り際にスーパーに寄って夕飯を買う
>からです。
>そして、ドイツにはまだ、24時間営業
>のコンビニはありません。
>ドイツのサービスが日本と比べて悪い
>理由は、立場に関する理解が基本的に
>違うからです。
>サービスの提供者は、労働者であり、
>労働者の権利があると考えています。
>そして顧客が、労働者より権利が強い
>とは考えていないのです。
>もちろん、良いサービスを提供しよう
>とする良いドイツ人もいますが、
>それは個人の判断であり、優しい人だから
>こそ起こり得るのです。
-------
ずいぶん考え方が違いますね。
そう考えると「なるほど」と思います。
大切だと思ったのは、
>「ワークライフバランス」というのは、
>人生をどう、仕事と趣味に分けるかを
>指しているのです。
ということです。
そして何のために働くのか?
ということをもっと真剣に考えて見る
必要がありそうです。
良い人生を得るためでありたいですね。
サービスというものに対する考え方
も凄いですね。
日本では、お客様は神様ですからね~
「ワークライフバランス」をどうとるか
の問題になるのかな?
興味深い記事でした。
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