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2014年11月11日 (火)

従来の2/3の工程で実現!安価な四フッ化エチレンから液晶化合物を合成

2014年10月21日 大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
●安価な四フッ化エチレンから液晶化合物
 を短工程で合成できる新反応の開発に
 成功
 
●液晶以外の新たなフッ素原子を含む
 機能性材料の開発に期待
 
 
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リリース概要
 
 大阪大学大学院工学研究科の生越専介
教授、大橋理人講師らは、大阪大学
ダイキン(フッ素化学)共同研究講座との
共同研究により、含フッ素化成品の
基幹工業原料である「四フッ化エチレン
※1」から次世代液晶ディスプレイの
素子材料として期待されている
「テトラフルオロエチレン架橋鎖を有する
液晶化合物※2」を短工程で合成する
新規反応を開発しました。
 
 今回の発見は、低コストでの新たな
含フッ素機能性材料の開発や、高性能
光学デバイスの実用化・普及の一層の
促進につながるものと期待されます。
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 良さそうです。
 
>四フッ化エチレンは安価な工業原料
>ですが、その用途はフライパンの
>コーティング剤としてなじみの深い
>「テフロン(R)」をはじめとするフッ素系
>樹脂の製造に限られており日々の生活を
>快適に過ごす上で欠かせない、多様な
>含フッ素化成品の製造原料として利用
>されることはほとんどありません
>でした。
 
>本研究の成果は、低コストで液晶化合物
>を合成することを可能にするだけでなく、
>四フッ化エチレンを原料とした新たな
>含フッ素機能性材料の開発につながる
>ものであり、四フッ化エチレンの新たな
>用途展開に繋がると期待されます。
 とのことです。
 
 期待したい。

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