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2014年10月18日 (土)

リアルタイム患者被ばく線量計を開発

2014年10月17日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 X線透視はさまざまな医療に使われて
いる。
 
 その際のX線被ばくをどう監視するかが
課題だ。
 
 患者の放射線障害を防ぐため、
リアルタイムで被ばく線量を簡単に測れる
装置を、東北大学大学院医学系研究科
・災害科学国際研究所の千田浩一
(ちだ こういち)教授らが開発した。
 
 4センサーを備えており、同時に4カ所
の皮膚の被ばく線量を測定でき、皮膚障害
や脱毛を起こす線量に達するとわかれば、
その前にX線照射をやめることができる。
 
 早ければ年内にも商品化する。
 
 米国医学物理学会が発行する
Medical Physics 10月号に発表した。
 
 X線透視下で体内に細い管(カテーテル)
を入れて病気を治す方法は、がんや
心筋梗塞、狭心症などに有効だが、症例
によってX線透視撮影時間が長引くため、
患者の被ばく線量の増加が問題となって
いる。
 
 こうした治療による放射線障害が現在
でも報告されており、その防止が求め
られている。
 
 放射線障害の回避には、急性障害が発生
する線量を超える前にX線照射を中断する
必要があり、患者被ばく線量の
リアルタイムの正確な測定が鍵を握る。
 
 リアルタイム線量計はこれまでも製造
されたが、センサーが有害物質であったり、
X線画像の障害陰影になったりする欠陥が
あり、現在は使われていない。
 
 研究グループは、センサーに用いる蛍光体
を探索した結果、酸硫化イットリウム系の
蛍光体が毒性もなく、X線に対して高感度
で、劣化しない特性を見いだした。
 
 酸硫化イットリウム系の蛍光体センサー
と光ファイバーケーブル、フォトダイオード
などを組み合わせて、4センサーをもつ
マルチセンサー型リアルタイム患者被ばく
線量計を開発した。
 
 これにより、X線透視の邪魔をせずに
高感度なリアルタイム被ばく線量測定が
可能となった。
 
 4カ所の皮膚で同時に測定できる線量計
を試作することで、1カ所の測定だけでは
難しかった最大被ばく線量をより的確に
測れるようにした。
 
 国内で特許公開され、国際特許も出願
した。
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 素晴らしいですね。
 
 気になるのは、最近多く行われている
カテーテル治療はどの程度の被ばく線量
になっているのでしょうか?
 
 線量が越えたからと言って、治療を中止
するわけにはいかないはず。
 
 大部分は大丈夫なのだと思うが、
どうしても過剰な被曝となるケースは
あり得る。
 
 その場合、カテーテル手術を時間的に
分割するしかないと思う。
 
 いずれにしても、リアルタイムで
被曝線量を測定出来るようになったと
いうことは素晴らしい。
 
 被曝の問題は、工夫次第で乗り越え
られるはず。
 
 今後の安全な医療の進歩に大きく寄与
すると思います。
 
 期待したい。

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