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2014年10月 6日 (月)

免疫学 田村智彦教授らの研究グループが、白血球の分化において貪食細胞への運命を決定するタンパク質の働きを解明 ~免疫不全症や慢性骨髄性白血病の病態理解にヒント~

2014/9/19
横浜市立大学 先端医科学研究センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 横浜市立大学大学院医学研究科 免疫学
田村 智彦教授や黒滝 大翼(だいすけ)助教
らの研究グループは米国国立衛生研究所と
共同で、転写因子IRF8による貪食細胞への
分化決定の分子メカニズムを解明しました。
 
 本研究成果は英国の科学雑誌
『Nature Communications』
(平成26年9月19日オンライン版)に
掲載されました。
 
 
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☆研究成果のポイント
 
・転写因子(*1)IRF8は単核貪食細胞(*2)
 の前駆細胞(もとになる細胞)で強く発現
 し、IRF8を欠失したマウスの単核貪食細胞
 前駆細胞は本来分化すべき単核貪食細胞
 にはよく分化できない一方で、好中球
 (*3)へと異常に分化してしまうことを
 発見した
 
・IRF8は好中球分化を引き起こす機能を
 持つ転写因子C/EBPαと結合し、その機能
 を抑制することで、単核貪食細胞前駆
 細胞が好中球にならないようにしている
 ことを示した
 
・IRF8遺伝子変異による機能低下によって
 引き起こされるヒト免疫不全症がある
 ことや、慢性骨髄性白血病の病態形成に
 IRF8発現低下が深く関わっていることが
 知られており、今回の発見からそれらの
 疾患についての更なる病態理解や治療法
 開発が期待される
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 免疫のシステムは本当に複雑ですね。
 
>新たな治療法を開発するためにも
>重要な知見
 と言っています。
 
 更なる進展に期待したい。

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