糖尿病の根本治療薬に道 原因のたんぱく質、働き解明
2014年10月8日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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生活習慣が原因とされる2型糖尿病で、
発症にかかわるたんぱく質「CD44」の
働きを抑えると、血糖値を下げるだけ
でなく、脂肪細胞の炎症も抑えられる
とする研究結果を、米スタンフォード大や
北里研究所がまとめた。
肥満の人は脂肪細胞が炎症を起こし、
インスリンがうまく働かなくなると考え
られており、糖尿病の根本的な治療薬の
開発につながる可能性があるとしている。
現在の糖尿病治療薬は、インスリンの
分泌を促すことで血糖値を下げるタイプ
が主流だ。
スタンフォード大上席研究員の児玉桂一
さんは「糖尿病の原因となる脂肪細胞の
炎症を抑えることができれば、インスリン
がうまく作用し、糖尿病を治すことが
できるかもしれない」と話す。(岡崎明子)
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希望が持てそうな結果ですね。
>糖尿病の原因となる脂肪細胞の
>炎症を抑えることができれば、
>インスリンがうまく作用し、糖尿病
>を治すことができるかもしれない
要するに、糖尿病の根本的な治療薬
の開発につながる可能性がある?
期待したい。
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