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2014年9月15日 (月)

また困難を実現?!接着剤を使用せずフッ素樹脂とゴムを強力に接合

2014年9月8日 大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・接着剤を使用することなく、簡単な2つ
 の操作のみでフッ素樹脂とゴムを接合
 
・フッ素樹脂とゴムの界面で剥離すること
 なく、ゴムが破断するほどの強力な
 密着力
 
・滑り性に優れたフッ素樹脂-ゴム複合体
 を作製 → 潤滑油(シリコーンオイル)
 不要 → 医療用途への応用に期待
 
 
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リリース概要
 
 大阪大学大学院工学研究科附属超精密科学
研究センター(センター長:遠藤勝義)の
山村和也准教授、大久保雄司助教、石原健人
(博士前期課程1年)と兵庫県立工業技術
センターの柴原正文、長谷朝博、
本田幸司は、接着剤を使用することなく、
フッ素樹脂※1とブチルゴム※2を強力に接合
することを可能にしました
(特許出願中:特願2014-181663)。
 
 商品名“テフロンR”で知られる
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、
フッ素樹脂の中でも最も水や油をはじく
材料であり、他の物質との接合が極めて
困難です。
 
 研究グループは、このPTFEに対して、
あらかじめ高電力条件で
大気圧プラズマ処理※3を行うと、熱圧縮
するだけで、PTFEとブチルゴムとの
密着強度が飛躍的に向上することを
見出しました。
 
 図1(a)のように剥離試験を行ったところ、
PTFEとゴムの界面では剥離せず、図1(b)の
ようにゴムが凝集破壊※4するほどの密着力
が得られました。
 
 また、プラズマ処理後、一ヶ月経過した
後に熱圧縮しても密着力はほとんど変わり
ませんでした。
 
 今後は、注射器のガスケット部の材料
として使用されているブチルゴムの滑り
を良くするため、接着剤を使用せず
ブチルゴムをPTFEで被覆するための技術
として期待されます。
 
 本研究成果は、平成26年9月9日に
5th World Congress on Adhesion and
Related Phenomena(奈良県新公会堂)、
平成26年9月11日に
イノベーションジャパン2014-大学見本市
(東京ビッグサイト)、平成26年9月22日
に表面技術協会-第130回講演大会
(京都大学)にて報告されます。
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 素晴らしい。
 
>本技術によりフッ素樹脂をブチルゴムへ
>ラミネートすることで、安全性が重視
>される医療現場において、
>シリコーンオイルフリーであるが
>滑り性に優れたプレフィルドシリンジの
>開発が期待できます。
 
 おおいに期待したい。

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