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2014年8月29日 (金)

脳卒中マヒに新リハビリ 「ニューロフィードバック」の効果

2014年8月27日 日刊ゲンダイ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 脳卒中によるマヒの新たなリハビリ
として注目を集めているのが
「ニューロフィードバック」だ。
 
 開発者の大阪大学神経内科学・三原雅史
特任助教が昨年、国際的な医学雑誌
「Stroke」に発表した。
 
 どういうものなのか?
 
 「重症のマヒでは、手や足を動かしたく
ても動かせない。
 
 作業療法士の助けを借りても、なかなか
うまくいかない。
 
 脳細胞は使わなければ、どんどん機能が
衰えていきます。
 
 『マヒで動かない→脳細胞の機能が衰える
→より動かない』といった負のスパイラルが
生まれるのです。
 
 これを断ち切るのが、
ニューロフィードバックです」
 
 スポーツ選手はイメージトレーニング
として、理想的なフォームを頭の中で
繰り返し描く。
 
 ニューロフィードバックもそれと似て
いる。
 
 「マヒした指、手、足を動かすことを
繰り返しイメージしてもらいます。
 
 それによって、手足の動きと連動して
いる脳の運動野の脳細胞が活性化される
のです」
 
■脳の動きを“見える化”
 
 ただ、「イメージ」なので、脳の必要な
部分が本当に活性化されているかがはた目
には分からない。
 
 さらに、実際はできないことをイメージ
することは、それ自体が難しいという。
 
 「指を動かしている“映像”を思い
浮かべるのは比較的容易にできますが、
それは指を動かすことをイメージする
のとは違います。
 
 活性化させたい部分の脳を使えている
か、きちんとイメージできているかを
客観的にチェックするために、
近赤外分光法(NIRS)を用いました」
 
 患者は近赤外分光という光線を発する
ヘルメットのようなものをかぶり、
モニターの前に座る。
 
 近赤外分光は皮膚や頭蓋骨などを透過し、
ヘモグロビンなどの生体内色素に吸収される
性質がある。
 
 脳は活性化すると、その部分の血液量が
増える。
 
 適切に脳が活性化されていると、モニター
上で棒グラフが伸びる。
 
 マヒした指などをうまくイメージできる
ようになるまで時間がかかる人もいるが、
逆上がりと同様にコツをつかめば後は
簡単だ。
 
 「現在は、脳卒中のリハビリで入院中の
患者さんにご希望で行っていますが、
ゆくゆくは外来でも行う予定です」
 
 近赤外分光を発する機械が必要なので、
まだ広く普及しているわけではないが、
それも遠い先のことではないだろう。
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 素晴らしい。
 
 リハビリ技術進歩してます。
 
 どこのリハビリ病院でも実施出来る
ように広く普及すると良いですね。
 
 もう駄目なんだと諦めないでください。
 良い方法が見つかるかも知れません。

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