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2014年8月 2日 (土)

微生物の力で合成界面活性剤の使用量を大幅に低減

2014/07/31 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・納豆菌が作り出す環状ペプチド
 (サーファクチン)は、合成界面活性剤
 の働きを増強する。
・微量の添加で、界面活性剤量を100分の1
 に減らしても、同等以上の界面活性効果
 を維持できる。
・洗濯などで大量に消費されている
 合成界面活性剤の使用量の大幅な低減
 が期待される。
 
 
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概要
 
 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)環境化学技術
研究部門の北本 大 研究部門長、
井村 知弘 主任研究員、平 敏彰 研究員
は、株式会社カネカ(以下「カネカ」
という)と共同で、納豆菌が作り出す
環状ペプチド(サーファクチン)
によって、合成界面活性剤の使用量を
100分の1程度にまで低減できることを
発見した。
 
 低炭素社会への意識が高まる中、環境中
への拡散が懸念される合成界面活性剤の
使用量の低減や、石油由来からバイオ由来
の界面活性剤への転換が求められている。
 
 今回、納豆菌を用いて量産できる
サーファクチンの特性を詳しく調べた
ところ、かさ高い環状ペプチドの作用
で、合成界面活性剤の働きが大きく
増強されることがわかった。
 
 石油由来の合成界面活性剤に微量の
サーファクチンを添加するだけで、
合成界面活性剤の量を100分の1に
減らしても、同等以上の界面活性効果
を維持できることを実証した。
 
 今回発見した効果を活用すれば、洗剤
やシャンプーなどの日用品や、広範な
化学製品で利用されている
合成界面活性剤の使用量を大幅に
低減できると期待される。
 
 なお、この技術の詳細は、
2014年9月9日~11日に北海道札幌市で
開催される日本油化学会 第53回年会
で発表される。
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 微生物の力、本当に凄いですね。
 
 今回は、納豆菌が作り出す環状ペプチド
なんですが、驚きですね。
 
 
>今回発見した効果を活用すれば、
>洗剤やシャンプーなどの日用品や、
>広範な化学製品で利用されている
>合成界面活性剤の使用量を大幅に
>低減できると期待される。
 そうですね、期待出来そうです。
 
 今後、
>サーファクチンのさらなる機能評価を
>進め、さまざまな分野での
>サーファクチンの活用を促進する。
>また、新たな構造や特性を持つ
>アミノ酸・ペプチド素材の探索・開発
>を続け、石油由来からバイオ由来の
>化学品への転換、バイオ由来の
>化学品の製造・利用促進に貢献して
>いく。
 とのこと、
 
 大いに期待したい。

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