iPS肺胞細胞、取り出しに成功 京大のグループ
2014年8月22日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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iPS細胞で呼吸の空気交換を担う肺胞
の細胞を効率よく作って取り出すことに、
京都大のグループが世界で初めて成功した。
肺胞の細胞を作ったという報告はあった
が取り出す技術はなかった。
肺の病気の原因や効果的な薬の研究に
応用でき、将来の再生医療につながる成果
と期待される。
米科学誌ステムセルリポーツ電子版に
22日発表する。
三嶋理晃(みちあき)教授
(呼吸器内科学)らは、順調に変化して
いる細胞の表面にだけ現れるたんぱく質
を発見。
作製の途中で、このたんぱく質を持つ
細胞だけを取り出し、肺の形を支える細胞
と一緒に培養した。
すると、肺胞と同じ特徴を持った細胞を
含む球状の塊ができ、作製効率が向上。
これらの細胞の分離もできた。
グループの伊藤功朗(いさお)助教は
「効率を高め、肺疾患の研究に役立て
られるようにしたい」と話す。
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良いですね。
iPS細胞は万能細胞とは言いながら、
まだまだ、どんな細胞でも作成できる
技術は育っていない。
今回は肺胞細胞だそうです。
>肺疾患の研究に役立てられるように
>したい
期待しましょう。
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