(日曜に想う)8月14日、千鳥ケ淵に見た多様性 特別編集委員・星浩
2014年8月24日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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この10カ月、気になっていた場所が
ある。
皇居のお堀端にある千鳥ケ淵戦没者
墓苑だ。
昨年10月、米国のケリー国務長官と
ヘーゲル国防長官が来日した際、米国の
閣僚としては初めて訪れ、献花したことで
注目された。
すぐ近くの靖国神社ではなく、千鳥ケ淵
を選んだ理由は何か。
米政府の対日関係担当者に聞いたら、
こんな答えが返ってきた。
「A級戦犯が合祀(ごうし)されている
靖国神社ではなく、政治的な含意のない
千鳥ケ淵が献花にふさわしいと判断した。
ケリー長官ら上からの指示というよりは、
現場の担当者が検討を重ねた結果だ。
安倍晋三首相に靖国神社参拝を控えて
欲しいというメッセージかどうかは、
コメントできない」
米政府の思いをよそに、安倍首相は
12月に靖国神社参拝を強行。
米側から「失望」が表明されたの
だった。
教義の違いを乗り越える。
靖国とも協調する。
そんな「多様性」を考えさせられた。
千鳥ケ淵から車で5分ほどの永田町
では、理念・政策の異なる政党や政治家
が連日、論争・対立している。
違いを認めつつ合意を築き上げる作業
は進まないものだろうか。
そして人種、宗教、貧富、性別
といった違いを乗り越えて芳潤な社会を
めざすことはできないのだろうか――。
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いつも思うことだけれど、戦死者は
なにも靖国神社のみに祭られているわけ
ではないはず。
靖国神社は神道。
神道のみではなく、戦死者には
いろいろな人がいたはず。
戦死者の魂を、死んでいった人達の
英霊に対して誠意を尽くすというのなら
靖国のみではおかしいのではないか?
首相が以前、靖国神社に参ることが
出来なかった事に対して「痛恨の極み」
だと言っていましたが、その意味が
私には全く理解出来ません。
戦死者全てに対して誠意を尽くすこと
こそが首相としてなすべき事なのでは
ないのでしょうか?
靖国神社に固守する姿勢は理解し難い。
謙虚な姿勢とはほど遠いと感じる。
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