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2014年8月 1日 (金)

亜鉛はB細胞の生存・維持に重要 -亜鉛代謝異常に起因する免疫疾患のメカニズムの一端を解明-

2014年7月29日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 亜鉛は生命活動に必須な微量元素の1つ
です。
 
 生体内の量が一定値を下回ると、糖尿病
をはじめ、味覚異常、皮膚疾患、
生殖機能低下など、さまざまな病気を
引き起こします。
 
 また、大量に不足すると重い免疫不全の
原因になります。
 
 細胞内の亜鉛の濃度は、その輸送体
である亜鉛トランスポーターで制御され、
また、細胞内に存在する亜鉛は
シグナル因子(亜鉛シグナル)として
細胞内情報の伝達制御に重要な役割を
果たしています。
 
 亜鉛トランスポーターが制御する
亜鉛シグナルには、特異性があることが
分かってきており、これを
「亜鉛シグナル基軸」と呼んでいます。
 
 しかし、免疫応答に深く関わるB細胞
については、どの亜鉛トランスポーターが
どのように関わっているのか未解明でした。
 
 理研の研究者を中心とした
共同研究グループは、B細胞に発現するが、
その生理的意義が不明だった
亜鉛トランスポーター「ZIP10」に着目し、
その役割の解明に挑みました。
 
 共同研究グループは、まずZIP10の
遺伝子をB細胞特異的に欠損させたマウス
を作製して、B細胞の初期発生への影響を
中心に解析しました。
 
 その結果、免疫応答に重要な脾臓が委縮
し、B細胞が減少していることが分かり
ました。
 
 また、マウスの造血幹細胞を用いてB細胞
への分化誘導実験を行ったところB細胞
になる前段階の細胞であるB細胞前駆細胞を
誘導することができませんでした。
 
 このことから、ZIP10がB細胞発生の
初期段階に必須なことが分かりました。
 
 次に、マウス骨髄由来の細胞株を用いて
ZIP10を減少させる実験を行ったところ、
アポトーシス(積極的細胞死)を誘導する
ガスパーゼ分子群の活性化が進み、
アポトーシスが増加していました。
 
 そこで、細胞応答を誘導する
サイトカインを用いてZIP10の発現が
どのように変動するかを解析しました。
 
 その結果、サイトカインの刺激によって
ZIP10の発現が高まり、細胞内の
亜鉛イオン流入量が著しく増加している
ことを確認しました。
 
 これらの結果から、ZIP10はB細胞の
初期発生時に必要であること、
ZIP10を介する亜鉛シグナルが
アポトーシスを抑制することが明らかに
なりました。
 
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 亜鉛って重要な元素なんですね。
 
 亜鉛が不足すると味覚異常になると言う
話しは聞いたことがありますが、
さまざまな病気を引き起こすのですね。
 
>大量に不足すると重い免疫不全の原因に
>なります。
 知りませんでした。
 
 意識していなくても問題が発生しない
所を見ると、通常の食生活で必要量の
確保が出来ているということですね。
 
>今回はB細胞に発現するが、その生理的
>意義が不明だった亜鉛トランスポーター
>「ZIP10」に着目し、その役割の解明に
>挑みました。
 
 で、結果は、
>ZIP10はB細胞の初期発生時に必要で
>あること、
>ZIP10を介する亜鉛シグナルが
>アポトーシスを抑制することが
>明らかになりました。
 とのことです。
 
 そういうことなんですね。

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