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2014年7月20日 (日)

オプジーボ:新機序の悪性黒色腫治療薬

2014/7/18 日経メディカル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 2014年7月4日、抗悪性腫瘍薬ニボルマブ
(商品名オプジーボ点滴静注20mg、
同点滴静注100mg)の製造販売が承認
された。
 
 適応は「根治切除不能な悪性黒色腫」
で、成人には1回2mg/kgを3週間間隔で
点滴静注する。
 
 これまでの基礎・臨床研究から、活性化
したリンパ球(T細胞、B細胞および
ナチュラルキラーT細胞)の表面にある
受容体PD-1は、リンパ球の活性化を抑制
しており、がん細胞はPD-1を利用して
免疫反応から逃れていることが確認されて
いる。
 
 今回承認されたニボルマブは、
ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体
であり、PD-1受容体を阻害することで、
がん細胞を異物として除去する免疫反応
を亢進できると期待されている。
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>PD-1を標的とする治療薬としては、
>世界初となる薬剤
 
 適用は、「根治切除不能な悪性黒色腫」
だそうですが、実は、多種のがんにも効果が
期待でき、間違い無くブロックバスター
となる抗がん剤とのこと。
 
 記事から見ると副作用もいろいろある
ようですが、患者自身の免疫系を活性化
させて、現在までに発表された臨床試験
では、予め患者を選別する必要なく、
20%から30%以上の奏功率を示す
とのこと。
 
 いろいろ条件はあるでしょうが、かなり多種
のがんに対して適用できるもののようです。
 
 今後に大いに期待出来そうです。
 
 今後の展開を見守りましょう。

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