阪大病院:拡張型心筋症11歳女児に筋肉細胞シートを移植
2014年07月16日 毎日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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大阪大病院は16日、重い心臓病の女児
(11)の足の筋肉から細胞を採り、
シート状にして心臓に張り付ける移植手術
をしたと発表した。
阪大病院は2007年以降、成人20人
以上に同様の手術をしてきたが、
より安全性に注意が必要な子どもへの実施
は初めてという。
病院によると、今年5月に女児の
ふくらはぎから筋肉細胞を採取し、筋肉の
元の筋芽細胞を分離して培養。
作った細胞シート5枚を先月18日の
手術で心臓に張り付けた。
女児は心臓の機能が改善し、近く退院
するという。
病院は23日に記者会見して詳細を
説明する。
女児は9歳の時、心臓の筋肉が薄く
伸び、全身に血液を送り出す力が弱くなる
拡張型心筋症と診断された。
症状は悪化し、通学も困難になっていた
が、今回の治療で心臓移植をせずに回復
する可能性があるという。【吉田卓矢】
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素晴らしい。
心臓移植しか手段のなかった疾患で
移植をしなくてもすみそうな結果ですね。
細胞シート素晴らしい
大いに期待したい。
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