神経難病の原因遺伝子を発見 多系統萎縮症で東大チーム
2013/06/13 47news
詳細は、リンクを参照して下さい。
少し古い情報です。
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ふらつきや手の震え、排尿障害などが
現れる神経難病「多系統萎縮症」の発症に
関わる遺伝子を発見したと、東京大の
辻省次教授(神経内科)、三井純特任助教
(同)らのチームが12日付の米医学誌に
発表した。
チームは患者らのゲノム(全遺伝情報)
を解析し、遺伝子「COQ2」注1を特定。
日本人患者の9%はこの遺伝子に特定の
変異があったが、病気でない人では3%
だけだった。
ほかにも患者の方が割合の高い、別の
変異も見つかった。
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脊髄小脳変性症関連の情報は少ない
ですね。
もう少しあると良いのにと思います。
今回の発表は弧発生と言われている
「多系統萎縮症」でも、遺伝子変異が
絡んでいるらしいというものですね。
「因果関係がありそうだ」くらいの
話しのようです。
コエンザイムQ10を補えば、症状が
改善される可能性があるとのことです。
「コエンザイムQ10」知ってますよね。
多分非遺伝性と言われている他の疾患
でもどこかの遺伝子に変異があるのかも
知れませんね。
遺伝ではなく突然変異かな?
それが特定できれば新しい治療法も
出てくる可能性があります。
期待したいと思います。
注1.エネルギーを生産したり老化を
防いだりする「コエンザイムQ10」
という補酵素の合成に欠かせない
遺伝子とされている
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