理事会が学長を解任 不正麻酔問題の東京女子医大
2014年7月8日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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東京女子医大は7日、笠貫宏学長の解任
を理事会で決めたと発表した。
小児患者への不正麻酔問題などで
吉岡俊正理事長らの対応を批判し、
退任を求めて学内を混乱させた責任を
問うたとされる。
吉岡理事長が学長代行を兼務するという。
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どうも理解しがたい。これは改革ですか?
>学内を混乱させた責任を問うた
???
>学長は取材に「解任に正当性はない。
>隠蔽(いんぺい)体質と放漫経営を
>変えるため闘い続ける」と話している。
応援したい。
学長は事実を公開しただけでは?
事実は変化しない。
こんなことで改革が出来るので
しょうか?
事実を正確に明らかにすることが第一
であり、再発防止に全力を尽くすのが
理事会の役目では?
事実を隠したかったと言うことですか?
関連記事です。
2014年7月9日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
この記事を見ていると腹が立つ
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亡くなった2歳男児の両親が朝日新聞
の取材に応じ、涙ながらに無念の思いを
語った。
体が動いて管が抜けないようにと、
麻酔科医がプロポフォールの点滴注入を
始めた。
耳鼻咽喉科の主治医は「安全な薬
なので心配しないでください」。
翌日、母が体のむくみに気づく。
主治医は薬剤の知識に乏しく無責任な
説明をしていた。
3日目、心電図の異常が続き、尿も褐色
になる。
プロポフォール注入症候群の兆候だった。
だが、麻酔科医は使用禁止と知りながら
4日目も投与を続け、男児は血液の流れが
悪くなる急性循環不全で亡くなった。
病院は5月末、医師の連携不足を認める
報告書を両親や厚生労働省に提出した。
だが、男児以前の63人への不正投与
には触れず、6月の朝日新聞報道まで
公表しなかった。
今月1日、両親は新たな報告書を
受け取ったが、父は「全く説明不足」。
わが子ばかりか、12人もの子どもが
投与後に亡くなったのはなぜなのか。
「多くの死は防げたのではないか。
真相を明らかにしてほしい」と願う。
(伊藤和也)
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多くの疑問に東京女子医大は誠実に
応えるべきです。
鹿児島市立病院も同様の処置を
していたようです。
多分他の病院も同様なのかも
知れない。
由々しき問題です。
そもそもプロポフォールは、
>成人に使う場合も「通常7日を超えて
>投与しないこと」と薬剤の添付文書に
>明記されている。
>日本麻酔科学会の指針も、小児への
>長期大量投与は「禁忌」としている。
麻酔医の勉強不足は明らかなのでは?
東京女子医大の管理体制はどうなって
いるのでしょう?
麻酔薬の使用基準はあるのか?
疑問は幾らでも、出てくる。
学長の解任どころではないはず。
徹底的な組織改革が必要なはず。
>真相を明らかにしてほしい
そうなるだろうか?
疑問を感じてしまう。
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