« パラジウムの水素吸蔵量と速度を倍増 | トップページ | 植物由来の生分解性樹脂製造技術の開発に成功 »

2014年7月23日 (水)

マイクロ波でプラスチック合成に成功

2014年6月17日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 電子レンジにも使われているマイクロ波
で、プラスチックの一種のポリ乳酸を
素早く製造する技術の開発に、名古屋工業
大学の高須昭則准教授らが成功した。
 
 マイクロ波による熱以外の効果を利用
したもので、実用化されれば、
プラスチック産業に影響を与えそうだ。
 
 核融合科学研究所の高山定次准教授、
中部電力エネルギー応用研究所の
河村和彦研究副主査らとの共同研究で、
6月16日付の英王立化学会
Polymer Chemistryオンライン版に発表
した。
 
 高須准教授らは環境にやさしい省エネ型
の高分子合成法として、マイクロ波の利用
に着目した。
 
 名古屋工業大学、核融合科学研究所、
中部電力が2011年に共同研究契約を締結
して研究を進めてきた。
 
 試験管内で沸騰したキシレン(沸点145℃)
の中に入れた乳酸に、マイクロ波を照射
すると、乳酸が効率よく重合してポリ乳酸
ができることを実証した。
 
 従来の合成法では1~2日かかっていた
ところを6時間程度に短縮した。
 
 マイクロ波の発振には、
核融合科学研究所の高山准教授らが開発
したシングルモード半導体発振器を
使った。
 
 研究グループはこのプロセスを解析して、
ポリ乳酸の合成には、マイクロ波の加熱や
磁場よりも電場(電気成分)が効いている
ことを解明した。
 
 既存のプラスチック合成は反応容器を
高温で加熱し、長時間保持することが必要
なのに対して、このマイクロ波合成法は
「製造工程の低温化、短時間化を実現し、
省エネにも貢献しうる」という。
 
 特許も出願した。
 
 合成したポリ乳酸は、サトウキビや
トウモロコシ、生ごみのでんぷんを抽出し
発酵させてできる乳酸から得られる
生分解性プラスチックとして期待されて
いる。
 
 高須准教授は「マイクロ波で合成できる
原理が、電場によることまで確かめた
科学的意義は大きい。
 
 植物由来のポリ乳酸だけでなく、ほかの
プラスチックの合成にも使える見通しだ。
 
 大型化やコスト面の課題はあるが、
省エネ技術としてぜひ実用化して、
マイクロ波でプラスチック産業の革命を
起こしたい」と話している。
---------------------------------------
 
 良さそうです。
 
>高須准教授は「マイクロ波で合成できる
>原理が、電場によることまで確かめた
>科学的意義は大きい
 
>大型化やコスト面の課題はあるが、
>省エネ技術としてぜひ実用化して、
>マイクロ波でプラスチック産業の革命を
>起こしたい」と話している。
 
 期待したい。

|

« パラジウムの水素吸蔵量と速度を倍増 | トップページ | 植物由来の生分解性樹脂製造技術の開発に成功 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/60030524

この記事へのトラックバック一覧です: マイクロ波でプラスチック合成に成功:

« パラジウムの水素吸蔵量と速度を倍増 | トップページ | 植物由来の生分解性樹脂製造技術の開発に成功 »