« やがて東京も収縮し、日本は破綻する | トップページ | 資生堂と花王、皮膚感作性試験(動物実験)代替法「h‐CLAT」で日化協第46回技術賞を受賞 »

2014年6月 1日 (日)

物言わぬ石の地磁気で津波史ひもとく

2014年5月27日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 津波によって打ち上げられた大きな岩の
津波石(つなみいし)は津波史の
タイムカプセルだった。
 
 沖縄県・石垣島に分布するサンゴ礁起源
の津波石の残留磁気を解析して、津波石が
いつ、どのように形成されたのかを解読
するのに、東北大学理学研究科の大学院生
の佐藤哲郎(さとう てつろう)さんと
中村教博(なかむら のりひろ)准教授らが
世界で初めて成功した。
 
 海岸に存在する津波石が津波の歴史の
解明に役立つ可能性を開く発見として注目
される。
 
 5月22日の米地質学会誌ジオロジーの
オンライン版で発表した。
 
 石垣島には、過去2500年の間に8回の
大津波で壊されたサンゴ礁からの津波石が
沿岸部に広く散在している。
 
 しかし、これらの津波石が何回動いたか
といった履歴はよくわかっていなかった。
 
 石はサンゴが成長したり、堆積物が形成
されたりするときに、細かい磁性粒子を
取り込んで、地磁気の方向を残留磁気
として記録している。
 
 また、津波石の残留磁気は、津波で
運ばれてからの年月の経過とともに、
新しい残留磁気が地磁気と平行に延びて
いく。
 
 残留磁気の配列からは、石があった位置
や移動した年代などがつかめる。
 
 研究グループは、石垣島南部の宮良湾に
分布する津波石の残留磁気を詳しく調べて、
過去のどの津波で沿岸部に運ばれ、その後
の津波でどう動いたかを読み解いた。
 
 宮良湾の海岸近くにある35トン級の津波石
は1771年の明和津波で運ばれていた。
 
 一方、同じ宮良湾の200トン級の大きな
津波石は約2000年前の津波で移動していた
が、明和津波では動いていなかった。
 
 この結果、約2000年前の津波が明和津波
よりも巨大だったことが裏付けられた。
 
 2011年3月11日の東日本大震災の巨大津波
は、数百年~数千年の津波の歴史を知る
ことが極めて重要であることを教えた。
 
 今回の発見で、大津波で運ばれた津波石
の残留磁気が津波の歴史を掘り起こすのに
有用であることがわかった。
 
 三陸地方に残る一部の津波石でも、同じ
ように残留磁気から津波の時期や規模の
分析を進めている。
 
 残留磁気が記録されている津波石は、
伝承だけでは伝わらない津波の歴史を
1000年先の後世の人類に届けることが
できる」と話している。
 
 関連リンク
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
>津波の歴史を1000年先の後世の人類に
>届けることができる
 
 後は、それをどう生かすかは賢明な
はずの人達の役目です。
 
 事実をしっかり把握出来ることは
素晴らしいこと。

|

« やがて東京も収縮し、日本は破綻する | トップページ | 資生堂と花王、皮膚感作性試験(動物実験)代替法「h‐CLAT」で日化協第46回技術賞を受賞 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/59741535

この記事へのトラックバック一覧です: 物言わぬ石の地磁気で津波史ひもとく:

« やがて東京も収縮し、日本は破綻する | トップページ | 資生堂と花王、皮膚感作性試験(動物実験)代替法「h‐CLAT」で日化協第46回技術賞を受賞 »