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2014年6月 4日 (水)

わかったぞ、単純ヘルペス感染の仕組み

2014年6月3日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ありふれた病原体の単純ヘルペス
ウイルスが、宿主の免疫細胞から排除
されることなく、体内へ入り込む巧妙な
感染の仕組みを、北海道大学大学院薬学
研究院の前仲勝実(まえなか かつみ)教授
と大阪大学免疫学フロンティア研究センター
の荒瀬尚(あらせ ひさし)教授らが解明
した。
 
 6月2日付の米科学アカデミー紀要
オンライン版で発表した。
 
 単純ヘルペスウイルスは脳炎や
口唇ヘルペス、性器ヘルペス、皮膚疾患、
眼疾患、小児ヘルペスなど多様な病気を
引き起こす。
 
 全国で年間約7万人が治療を受けている。
 
 特に、性器ヘルペスは既存の抗ウイルス
薬では完治が難しく、再発しやすい。
 
 ヘルペス脳炎はときに死亡するか、重い
後遺症を伴う。
 
 感染する仕組みの解明は、このウイルス
感染症を制御するのに欠かせない一歩と
いえる。
 
 単純ヘルペスウイルスの表面には
さまざまな糖タンパク質が存在し、その中
でも糖タンパク質B(gB)が、宿主の免疫細胞
表面にあるタンパク質、PILRαと結合する
と、それが免疫細胞の攻撃を抑えるスイッチ
の役割を果たし、ウイルスは難なく細胞に
侵入する。
 
 しかし、その詳細な仕組みはわかって
いなかった。
 
 研究グループは、PILRα単独と、PILRαと
gBが結合した複合体の結晶を作り、
その立体構造を大型放射光施設のSPring8
(兵庫県佐用町)と高エネルギー加速器研究
機構(茨城県つくば市)で解析し、結合する
仕組みを原子レベルで初めて突き止めた。
 
 PILRαは結合する際、タンパク質の中
にある7個のアミノ酸配列のペプチドと
糖の両方を同時に認識していた。
 
 このユニークな結合によって立体構造が
大きく変化していた。
 
 さらに、PILRαに結合する、7個の
アミノ酸と2個の糖からなる糖ペプチドを
添加すると、免疫細胞のPILRαと
単純ヘルペスウイルス側の糖タンパク質の
結合部位がふさがれて、ウイルスの侵入が
阻害され、感染を抑制できることが
わかった。
 
 研究グループの前仲勝実北大教授は
「PILRαは免疫系、神経系、ウイルス感染
で幅広い機能を発揮しているので、この発見
は重要だ。
 
 単純ヘルペスウイルスの薬としては増殖
を抑える薬があるが、それとは作用の
仕組みが異なる侵入阻害剤を考えること
ができる。
 
 また、PILRαによる広範な免疫調節の
調整薬や、ワクチン効果を高める薬など
の開発にも役立てたい」と話している。
 
 関連リンク
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 又、新たな発見があったようです。
 
>宿主の免疫細胞から排除されることなく、
>体内へ入り込む巧妙な感染の仕組み
 が解明出来たと言っています。
 
 こちらの投稿とは違う仕組みの
ようです。
2010年10月17日
 
 こちらは、
>ウイルスが細胞に侵入しようとすると、
>細胞内部からたんぱく質が表面に
>現れ、ウイルスと結びつくことを
>突き止めた。
 と言っています。
 
 この記事では免疫細胞との関連が
わかりませんね~。
 
 既投稿の発見共々、今後に期待したい。

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