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2014年6月 3日 (火)

革新的な微粒子分析法の開発に成功

平成26年6月2日
科学技術振興機構(JST)
大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
〇機能性粒子の品質や機能を評価する
 ために、磁場を使った磁化率測定分析法
 を開発。
 
〇磁化率測定は感度が高く、粒子表面の
 微小な変化をとらえることができる。
 
〇製造工程における歩留まりの改善、品質
 の安定化の向上や新しい高機能粒子の
 開発に貢献。
 
 
-----
 JST(理事長 中村 道治)は産学連携
事業の一環として、大学・公的研究機関
などの研究成果をもとにした起業のための
研究開発を推進しています。
 
 平成23年度より大阪大学に委託して
いた研究開発課題「世界初の微粒子
磁化率計の装置開発と製品化」
(起業研究員:河野 誠 大阪大学
産学連携本部 イノベーション部
特任研究員)で、ファンデーションや
インク、トナーなどの機能性粒子の
表面コーティングや成分のばらつきを、
磁場を使って1粒子ごとに分析する方法と
測定装置の開発に成功しました。
 
 また、この成果をもとに
平成26年5月22日、メンバーらが
出資して「株式会社カワノサイエンス」を
設立しました。
 
 機能性粒子全体の品質のバラつきや機能
などを正確に評価するには、粒子ごとの
機能を正確に測定する必要があります。
 
 従来の粒子分析法では、主に粒径など
から機能を評価していましたが、同じ粒径
でも成分が微妙に違うため、粒子が液体に
どの程度馴染むかなどを評価することが
難しく、熟練した技術者のカンに頼ること
もありました。
 
 今回研究者らは、磁化率注1)という
原子ごとに固有の値を持つ物性値に着目
しました。
 
 粒子もその原子組成に由来した固有の
磁化率を持つため、粒子に磁場をかけて
磁化率を測定することで、粒子に吸着した
溶媒や、表面に施したコーティングなどを
評価することに成功しました。
 
 また、この方法では、粒子ごとの成分
均一性も評価できることから、粒子製品の
製造工程において、粒子材料の投入段階
から品質のばらつき検査に応用することで、
歩留まりを改善したり、粒子素材の
受入検査に用いることで、より均一性の
高い材料を選別して品質の安定性を向上
させることが可能となります。
 
 また、新たな粒子機能の解明や新素材、
高機能粒子の開発などに寄与することが
期待されます。
 
 今後、受託解析事業から開始し、その後
測定装置の販売を行う計画で、3年後に
1億5千万円の売り上げを目指しています。
 
 測定対象は、金属粒子といった原料から、
太陽光パネル材料などの中間材料、
そしてファンデーション、食品添加物など
の複合材料など、粒子原料から製品段階
までの広い範囲で、研究開発や品質管理
における革新的な分析ソリューションの
提供を目指します。
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>粒子の機能を正確に測定できなければ
>粒子全体の品質のバラつきや機能の
>有効性を正確に評価できません。
 なるほど。
 
 その為に磁場を使った磁化率測定分析法
を開発したとのこと。
 
 私たちの生活のあらゆる場所に微粒子が
使われているわけですから、今後に大いに
期待したい。
 
 これによって画期的な製品が開発される
と良いですね。

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