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2014年6月 3日 (火)

腸のコレステロール吸収抑制に道開く

2014年6月2日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 腸管でのコレステロール吸収とその抑制
の仕組みを、東京大学大学院農学生命科学
研究科「食の安全研究センター」の
小林彰子(こばやし しょうこ)准教授と
大学院生だった猫橋茉莉(ねこはし まり)
さん、大学院生の小川真奈さんらが解明
した。
 
 コレステロールの吸収抑制に道を開く
成果で、脂肪の多い食品による動脈硬化
などを予防するのにつながる発見として
注目される。
 
 5月23日付の米オンライン科学誌
プロスワンに発表した。
 
 血中のコレステロールは、肝臓での合成
と食事由来の吸収で調節されている。
 
 高脂血症はこれまで、肝臓の
コレステロール合成を阻害する薬で治療
されてきた。
 
 腸管からのコレステロール吸収の仕組み
はあまりわかっていなかったため、研究が
遅れていた。
 
 コレステロールのトランスポーター
NPC1L1が2004年、腸管の細胞に発見されて、
受動的な拡散だけでなく、積極的に
コレステロールを取り込んでいることが
明らかになっていた。
 
 研究グループは、ヒトの腸管上皮から
樹立された培養細胞で、
このトランスポーターNPC1L1が
コレステロールを吸収するタンパク質の
仕組みを詳しく解析した。
 
 さらに、このトランスポーターの働きを
直接阻害する有効成分として、
ポリフェノールのルテオリンとケルセチン
を見いだした。
 
 これらのポリフェノールは培養細胞で、
トランスポーターNPC1L1の阻害薬として
唯一処方されている薬のエゼチミブと同等
の抑制効果を示した。
 
 さらに、ラットに0.5%のコレステロール
を含むえさを与えた動物実験では、
ルテオリンとケルセチンを1日2回経口投与
すると、食事に起因する血中の
コレステロール濃度の上昇が抑えられた。
 
 ルテオリンとケルセチンはリンゴや
タマネギ、シソなどに含まれる。
 
 「これらのポリフェノール類を日常的に
摂取すれば、動脈硬化や心疾患、
脳血管疾患の原因となる高コレステロール
血症の予防につながる可能性がある」と
研究グループはみている。
 
 脂肪がたっぷり含まれる食事をしながら
赤ワインをよく飲むフランス人では、
動脈硬化などが少ない。
 
 これは「フレンチパラドックス」として
知られている。
 
 小林彰子准教授は「このパラドックス
には、コレステロールの吸収抑制も効いて
いるのではないか。
 
 ポリフェノールが健康に良い証拠の
ひとつだろう。
 
 食品に含まれるポリフェノールを
日常的に摂取する意義をあらためて
示せた」と話している。
 
 関連リンク
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 ルテオリンやケルセチンなどの
ポリフェノールは食事に起因する血中の
コレステロール濃度の上昇を抑えるそう
です。
 
>ポリフェノールが健康に良い証拠の
>ひとつだろう。
 
>食品に含まれるポリフェノールを
>日常的に摂取する意義をあらためて
>示せた
 と言っていますね。
 
 頭に入れておきましょう。

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