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2014年6月26日 (木)

京大、細胞移植による糖尿病治療実現へ向けて大きく前進

2014年6月24日 財経新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学の岩田博夫教授らによる
研究グループは、マウスへの細胞移植で
100日を超える期間にわたって血糖値が
正常化し、糖尿病を治療することに成功
したと発表した。
 
 現在、糖尿病患者は人工透析を受ける
必要があり、費用的にも身体的も大きな
負担となっている。
 
 そこで、新しい治療方法として
インスリン分泌組織の移植が研究されて
きたが、
(1)移植細胞を拒絶反応や自己免疫反応
  から保護するため免疫抑制剤の副作用
  が心配、
(2)移植部位が深部の重要臓器である
  肝臓や腎臓であるため、何か問題が
  起きたときにインスリン分泌組織を
  除去することが困難、
(3)インスリン分泌細胞である膵島の
  提供者が少なく、治療を施せる
  患者数は年に4、5人に限られる、
という課題があった。
 
 今回の研究では、糖尿病のラットの
皮下に、塩基性繊維芽細胞増殖因子を含む
アガロースロッドを埋め込み、免疫反応の
起きない免疫特定部位を作成することに
成功した。
 
 また、この部位に移植したインスリン
分泌組織によって血糖値が正常化すること
が確認できた。
 
 今回の手法では、
(1)の課題については、免疫抑制剤の
  投与は必要なく、
(2)については、皮下への移植であるので
  もしもの時は容易に取り除くことが
  出来る。
 
 また、
(3)についても、ヒトiPS細胞から高効率
  で分化誘導が可能に成りつつあり、
  この1、2年の間に大量の膵島を確保
  できる技術が確立できる見通しと
  なっており、
 
 研究グループは、「理想の治療法が確立
できたと考える」としている。
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 素晴らしい。
 
 透析患者を減らすことが出来そうです。
 
 大いに期待したい。
 
 まだマウスレベルですが、臨床の時期は
いつ頃になるのでしょうか?

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