核のゴミ1本1.3億円 海外委託の処理費、3倍に高騰
2014年5月26日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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青森県六ケ所村に4月、英国から返還
された高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)
の輸入価格が、1本あたり1億2800万円
だったことが税関への申告でわかった。
過去最高額で、海外に処理を委託した
廃棄物の返還が始まった1995年の3倍。
管理や輸送の費用がかさんだとみられる。
費用は電気料金に上乗せされる。
固化体は英国に約640本残っており、
19年までに順次運ばれる予定だ。
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膨大なお金ですね。
たった1%の再利用の為にです。
プルトニウムは核拡散の重大な
懸念材料になる。
馬鹿なことです。
>「核燃料サイクル政策」について、
>政府は4月、閣議決定した新たな
>エネルギー基本計画のなかで「推進」
>するとしたが、再処理で出る核のゴミの
>費用もかさむことで、サイクル政策の
>非経済性が改めて浮かんだ。
全く不合理。
理解しかねる。
>費用は電気料金に上乗せされる。
たまったものではない。
現在の政策は酷いものだが、下記の番組
を見て考えてしまいました。
です。
原発は行き着く所、エネルギー問題
になる。(原子爆弾を持てる潜在力を
持っておきたいという話しはありますが、
定かではない)
エネルギー問題を考えるについて
上記の番組はすごく参考になりました。
人類が必要とするエネルギーはうなぎ
登りです。
どう考えても、必要とするエネルギーを
得ることは不可能です。
地球から掘り出す資源には限りが
あります。
シェールガスとかメタンハイドレート
とか頑張ってますが、必ず限界が来る。
原発はやっかいな廃棄物の処理が残る。
上記番組ではオランダでしたが、
最終処分場を作るには膨大なお金が
かかるので国際処分場を作るという
話しがありました。
問題はありそうですが、確かにそういう
やり方があり得ますね。
事は一国の問題ではすまないようです。
ドイツが原発を廃止すると決定しました
が、その為に電気料金が上がり、ドイツ
から逃げ出す企業が出て来ているようです。
ドイツは良いけれど、逃げ出した企業が
消費する電力は結局のところ石炭火力発電
だったりする。
全体で見れば、結局解決にはなって
いない。かえってCO2の排出量は増えて
いると、一国の問題で済む問題ではない
ということです
これから将来のエネルギー問題を解決する
唯一の方法は地球上の全ての国が同じ目的に
向かって協力しあうことしか手段がなさそう
です。
人類がこの先ずっと生存出来るかどうか
は、どの程度の生活水準でやって行くか?
人口はどの程度で押さえ込むか?
全ての国を巻き込んだ真剣な話し合い
が必須です。
一国が良ければ良いと言うことには
なりそうにありません。
ものすごくやっかいな問題が山積して
います。
考えてしまいますね。
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