« 世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発「JPタワー名古屋」に初適用 | トップページ | 浜岡原発の避難先、国が仲介 12都県に受け入れ促す »

2014年5月23日 (金)

アルツハイマー病関連分子の脳内分布を3次元で測定することに成功

平成26年5月20日
科学技術振興機構(JST)
名古屋大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 名古屋大学 環境医学研究所の澤田 誠
教授らの開発チームは、アルツハイマー病
関連物質のマウス脳内での3次元分布状況
を測定することに成功しました。
 
 この研究成果は、JST先端計測分析
技術・機器開発プログラムの一環として
開発された「質量分析イメージング技術」
により得られたものです。
 
 アルツハイマー病の発症の原因物質の
可能性が高いとされるアミロイドβ注1)
は、「単量体」が凝集すると水に溶け
にくい繊維形状の「重合体」になり脳に
沈着します。
 
 この単量体と重合体の分布状況を把握
することで、アルツハイマー病の
発症メカニズムの解明や治療薬の開発に
貢献できると考えられますが、これまで
脳内における3次元分布を測定した例は
ありませんでした。
 
 今回開発チームは、アルツハイマー病の
モデルマウスの脳から連続した層状の
組織片を切り出し、その上の複数の
ポイントをレーザーと熱溶融フィルム注2)
を用いて格子状にサンプリングし、
それぞれについて質量分析を行いました。
 
 この工程を各層で繰り返し、測定データ
を正確に再構成することで3次元の分布
状況が分かる技術を確立しました。
 
 この技術により、アルツハイマー病の
モデルマウスの脳内ではアミロイドβの
単量体と2量体の空間分布が異なることが
世界で初めて検出できました。
 
 今後、さらに詳細な観察を行うことで、
アルツハイマー病の発症メカニズムに
迫っていけると期待されます。
 
 この技術は、広く普及している質量分析
装置を利用して測定できるので、
創薬・医学を始めとする多くの分野の
研究開発に活用されることが期待されます。
 
 本研究成果は、大阪で開催される
「第9回日本分子イメージング学会」で
5月23日に発表されます。
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
>本技術の意義は、これまで求められて
>いた分子の質量2,000ダルトンを
>越える生体分子の質量分析イメージング
>が手軽に実現できることです。
 
>次にこれまでいろいろな方法でも検出が
>困難であった微量の難水溶性ペプチド
>であるアミロイドβの単量体や重合体の
>脳内3次元分布が同定できたことに
>あります。
 とのことです。
 
 手軽に、と言う意味は普及型の質量
分析計を用いた質量分析イメージング
が出来るようになったということですね。
 
>連続する組織切片間の位置情報を正確に
>再現でき、世界で初めて3次元での
>質量分析イメージングも実現できるよう
>になりました
 とのことなので、
 
 今後に大いに期待したい。

|

« 世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発「JPタワー名古屋」に初適用 | トップページ | 浜岡原発の避難先、国が仲介 12都県に受け入れ促す »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/59691070

この記事へのトラックバック一覧です: アルツハイマー病関連分子の脳内分布を3次元で測定することに成功:

« 世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発「JPタワー名古屋」に初適用 | トップページ | 浜岡原発の避難先、国が仲介 12都県に受け入れ促す »