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2014年5月12日 (月)

ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増えることを発見

2014.05.09 東工大ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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要点
・ゆっくり食べると食後のエネルギー
 消費量が増加
・食後の消化管の血流増加はエネルギー
 消費量の増加に関連
・ゆっくりよく噛んで食べることが良い
 とされる裏づけ
・咀嚼(そしゃく)を基盤にした減量
 手段の開発につながる
 
 
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概要
 東京工業大学大学院社会理工学研究科の
林直亨(はやし・なおゆき)教授らの
研究グループは、急いで食べる時に比べて、
ゆっくり食べる方が食後のエネルギー消費
量が増加することを明らかにした。
 
 300kcalのブロック状の食品をできるだけ
急いで食べると、その後、90分間の
エネルギー消費量は体重1kg当り平均7cal
だった一方、食塊がなくなるまでよく噛んで
食べた時には180calと有意に高い値だった。
 
 また、消化管の血流もゆっくり食べた時
の方が有意に高くなったことから、ゆっくり
食べると消化・吸収活動が増加することに
関連してエネルギー消費量が高くなったもの
と推察される。
 
 この成果は、ゆっくりよく噛んで食べる
ことが良い習慣であることの裏づけとして、
また咀嚼を基本にした減量手段の開発に
役立つものとして期待される。
 
 本研究は、5月1日に欧州の肥満学会誌
「オベシティ(Obesity) 誌」に掲載
された。
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 良い研究ですね。
 学術的な発表があることは心強い。
 
 ゆっくりよく噛んで食べることは良い
そうです。
 
 健康のための知識として覚えて
おきましょう。

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