浜岡原発の避難先、国が仲介 12都県に受け入れ促す
2014年5月25日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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浜岡原子力発電所で重大事故が起きると、
交通の大動脈が分断され、多くの人が避難
を迫られる。
静岡県は原発周辺の96万人の避難者を
12都県に受け入れてもらう方針をたてた
が、受け入れ先との交渉が難航したため、
内閣府は月内にも12都県に通知を出して
受け入れを促す。
静岡県は12都県側に受け入れ可能人数
を示してもらった後、今年度内に計画を
まとめる考えだ。
地域ごとの避難先は明記するが、避難所
で必要な食料などの物資の調達方法や、
すみやかな被曝検査の手順といった課題は
詰めておらず、計画に盛る予定はない
という。
国の防災基本計画では、原子力災害の
避難計画づくりは地方自治体の責任と
され、東京電力福島第一原発事故から
3年たっても国は「助言者」の立場に
とどまり続けた。
浜岡原発の計画で12都県に避難者
受け入れを促すとはいえ、通知は紙一枚
で、受け入れ可能人数を出すよう求める
だけだ。
「支援物資の調達をどこが引き受けるか
など、国の方針が出ないと決められない
問題が多い」
国は様々な課題を検討し、もっと積極的
に避難計画づくりに関与すべきだ。
政府は新規制基準を満たした原発を
再稼働させる方針だ。
しかし、福島第一原発事故の検証を
尽くさないうえ、避難計画づくりにも
腰が引けたままなら無責任すぎる。
とても再稼働を進める資格はない。
(古賀大己)
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どうして国民はこんな状況を許して
いるのだろうか?
原発は国家主導で、進めているし、
最近もベースロード電源だと言う。
そんな電源の万一の事態の為の
準備にこんなに消極的で良いの
でしょうか?
>とても再稼働を進める資格はない。
と私も思う。
政府の無責任さには怒りさえ覚える。
こんなことで、どうして安心して
原発稼働が出来るのか?
どうして稼働に賛成など出来るの
だろう?
原子力規制委員会がOKを出したものは
絶対過酷事故は起こらないと思っている
ということ=今まで通りの安全神話
ということです。
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