「CTLとγδT細胞の同時誘導方法」に関する特許が日本で成立
2014年5月28日 47news
詳細は、リンクを参照して下さい。
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株式会社メディネットは、「CTLと
γδT細胞の同時誘導方法」に関して、
日本での特許が成立いたしましたので
お知らせします。
免疫細胞治療においては、より効果の
高い細胞を培養・利用することが非常に
重要であり、現在も様々な免疫細胞を
用いた培養技術が開発されています。
しかしながら、体外で複数の免疫細胞を
同時に培養するには、その種類の数だけ
培養工程を同時並行で実施しなければ
ならず、工程が煩雑化するという課題が
あり、また、治療効果が有するだけの
細胞数を培養するのは非常に困難と
されています。
本特許技術は、これまで同時培養が
難しいとされてきた、がん細胞を
狙い撃ちする役割を持つT細胞
(細胞傷害性T細胞、CTL)と
γδT細胞を体外で同時に培養する
技術で、この技術を用いることで、
これまで煩雑化していた培養工程を簡便
にし、また、効率よく細胞を増殖する
ことができるようになります。
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どの位有効な特許なんでしょうか?
細胞医療製品や免疫細胞治療への
本格的な出発点となるのかどうか
注目して行きましょう。
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