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2014年4月 7日 (月)

(報われぬ国)介護で欠勤、雇い止め

2014年4月7日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 春の暖かさに包まれた大阪市内の公園
で、その女性(52)は母親(80)と
愛犬を連れて歩いていた。
 
 派遣社員としてコールセンターで
パソコン機器の顧客相談をしていた。
 
 だが、母の介護で欠勤が多いことを理由
に「雇い止め」になり、昼間はこうして
過ごすのが日課になった。
 
 「これ以降の契約更新はありません」。
 
 思いがけない言葉に頭が真っ白になった
のをいまも覚えている。
 
 2012年8月のことだ。
 
 「介護しないといけない事情は説明して
いたはず。
 
 何とかなりませんか」。
 
 必死に訴えたが、「派遣先の事情もある
し、会社はボランティアではない」。
 
 雇用を打ち切る理由が示された書類には
「勤怠不良」と書かれていた。
 怒りがこみあげてきた。
 
 最初は遅刻や欠勤が月に10日ほどに
なった。
 だが、その後はデイサービスを週3日に
増やし、介護にも慣れてきた。
 12年6月ごろからは遅刻や欠勤も
ほとんどなくなった。
 
 何とか働き続けられると思った矢先の
雇い止めだった。
 
 女性はいま、母の年金と父の実家を
貸して得る家賃収入などで何とか暮らすが、
介護はいつ終わるかわからない長い道のり
だ。「いまは先のことは考えないように
している。私の人生、変わってしまった」
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 こう言う事例が沢山あります。
 本当に「報われない国」だと思います。
 
 確かに会社はボランティアでは
ありません。
 
 でも、社員は会社の財産のはず、
そんなに簡単に解雇することが許されて
良いのでしょうか?
 
 怠けていたのなら仕方のないこと
だと思うが、あらかじめ状況は伝えて
あったのになんの考慮もされず、
「勤怠不良」の判断とはなんとも
やりきれない。
 
 しかも政府は医療も、介護も、個人に
押しつけようとしている。
 
 育児、介護環境を見ると問題だらけ。
 
 政治家はいったい何を考え、
日本という国をどういう国にしたいのか?
理解しがたい。
 
 喫緊の問題は沢山ある。
 
 集団的自衛権どころの話しではないと
私は思う。
 議論するなら個別的自衛権の方。
 
 何か勘違いしていませんか?
 
 どうしてこんな喫緊の課題に対して
何の策も出てこないのか?
 
 どうなっているのだろうか?
 
 親孝行な人が親の介護の為に職を
いとも簡単に失ってしまう。
 
 人情と言う言葉は死語になったも同然。
 
 こんなことが許される社会はおかしい。
 
 派遣社員というのも気にくわない。
 派遣社員だからですか?
 
 そうとも思えないが派遣社員は立場が
弱いのは確かです。
 
 嘆かわしい世の中なのにさらに派遣社員
の立場を弱くする法律を通す。
 なんとも人情のかけらもない今の与党。
 
 嘆かわしい。
 
 国民は何をどう判断しているのでしょう?

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