免疫病の発症を抑制する細胞内タンパク質を発見
2014年3月31日
東北大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
アレルギーや自己免疫疾患が発症する
過程において、ヘルパーT細胞と呼ばれる
リンパ球が活性化され、これらの病気の
引き金が引かれます。
このたび、東北大学大学院医学系研究科
免疫学分野の宗孝紀准教授、石井直人教授
の研究グループは、米国ラホヤ研究所との
共同研究により、免疫病を引き起こす
炎症性リンパ球の活動をTRAF5という細胞内
タンパク質が防止することを発見しました。
この発見によって、多発性硬化症や
関節リウマチなどの様々な自己免疫疾患や
炎症性疾患を改善する新たな薬剤や、
新しい治療法の開発が期待されます。
この研究成果は、英国科学雑誌
「ネイチャー・イムノロジー」の速報
(AOP) 電子版で2014年3月30日
(日本時間3月31日)に公開されます。
本研究は、文部科学省科学研究費補助金
基盤研究(C)24590571、金原一郎記念
医学医療振興財団、武田科学振興財団、
鈴木謙三記念医科学応用研究財団、
アメリカ国立衛生研究所により支援
されました。
詳細はこちら、
---------------------------------------
期待したいと思いますが、この種の発見
はいろいろ出てきますが、なかなか新しい
治療法まで結びつきませんね~
実現の可能性はどの位ある
のでしょうか?
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント