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2014年4月28日 (月)

理学部物理学科の村田次郎教授が原発事故災害復興支援のための放射性ストロンチウム非破壊検出法を新規開発

2014.04.25 立教大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 立教大学理学部の村田次郎教授を中心
とする研究チームは、放射化学分析を
用いる通常の方法では計測の難しい
放射性ストロンチウムを、化学分析の
不要な簡便な方法で計測できる、新しい
計測方法の技術開発に成功しました。
 
 放射性ストロンチウムは化学的性質から
放射性セシウムよりはるかに体外に排出
されにくいため、内部被ばくの影響が懸念
される一方で、ガンマ線をほとんど放出
しない性質による計測の難しさから、
原発事故に伴う環境中の汚染状況の情報が
極めて乏しい状況が続いています。
 
 この状況を打破すべく、研究チームでは、
セシウム137などを大量に含む土壌中に
含まれるストロンチウム90の放射能強度を、
土壌の化学処理のプロセスを経ずに物理的
に非破壊で計測できる、新しい測定器の
開発を行いました。
 
 本技術は、感度において放射化学分析に
及ばないものの、放射性ストロンチウムが
大量に含まれているかどうかを確認する
目的などにおいて、非常に短時間に
低コスト(1サンプルあたり、放射化学は
1ヶ月・10万円単位であるのに対し、
本研究は1日単位・電気代程度)で貢献
できる能力があります。
 
 既に、高濃度の蓄積が懸念されている
野生動物の調査にも実際に応用され始めて
いるなど、今後の災害復興計画に貢献する
事が期待できます。
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 素晴らしい。
 今後の災害復興計画に貢献出来ると
思います。
 
>本技術は、感度において放射化学分析に
>及ばないものの、
>放射性ストロンチウムが大量に含まれて
>いるかどうかを確認する目的などに
>おいて、非常に短時間に低コストで貢献
>できる能力があります。
 
 良いですね。
 
 期待したい。
 
 測定出来ても、あまりに時間とコストが
かかるのでは意味がない。

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