山中教授「30代の研究者は未熟」
2014/3/4 TBS NEWSi
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
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理化学研究所の小保方晴子ユニット
リーダーのSTAP細胞論文が問題となる
中、iPS細胞でノーベル賞を受賞した
山中伸弥教授が、「30代の研究者は未熟
な人間」だとして、支援が必要だと強調
しました。
「私もそうでしたが、30代の研究者と
いうのは、実験方法については一生懸命
やってきて上手になっていると思うが、
それ以外のさまざまな点については
まだまだ未熟な人間です」
(京都大学 山中伸弥教授)
これは、山中教授が医療分野の研究開発
の拠点となる「日本医療研究開発機構」の
設立をめぐる国会審議の中で参考人として
意見陳述したものです。
山中教授はこのように述べたうえで、
「研究不正を防ぐ方法は研究ノートの
つけ方を徹底させることだ。
機構ではノートをチェックする人の雇用
も含めて対応してほしい」と、
若い研究者に対する支援が必要だと強調
しました。(04日11:22)
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さすが山中伸弥教授。
大切なのは切り捨てるのではなく、
育てることだと思う。
あまりに日本の社会は失敗に不寛容で
切り捨てに熱心。これはおかしいと思う。
おまけに最も肝心な再発防止策が
全く中途半端。
だからいつまでも同じことを繰り返す。
研究ノートをつけることは研究者に
とって最重要なことなのです。
どういう経過で何をしていたか、
何を発見したかを詳細に記録して
おくべきだったと思うし、その
大切さを教える人がいなかったの
かな? と思う。
今頃になって研究ノートが3年で2冊
しかないなどと言う。
研究ノートは第三者の確認署名が
必要な位大切なものだったのに、
本当に残念。
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