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2014年4月22日 (火)

物理的刺激で再生医療応用へ 期待の「メカノバイオロジー」

2014/04/21 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 身体は重力や大気圧など物理的刺激を
常に受けている。
 
 細胞は物理的刺激の影響の下に、その
機能を維持しているという新しい考え方が
メカノバイオロジーだ。
 
 例えば膝の軟骨は歩行時に30気圧
かかっている。
 
 実験で、1気圧で軟骨再生を試みても、
小さくもろい骨しかできないが、高い
静水圧を加えると大きく丈夫な軟骨が
できることが判明。
 
 再生医療応用への取り組みが始まって
いる。
 
 日本医科大学付属病院形成外科・美容
外科の小川令准教授に話を聞いた。
 
 「ハーバード大学と共同研究で、軟骨の
基本成分であるコラーゲンスポンジで軟骨
を作る実験をしました。
 
 培養皿で条件を整えて実験しても小さな
軟骨しかできませんでした。
 
 膝の軟骨は水深300メートルに相当する
30気圧が歩行時にかかっています。
 
 そこで、特別なバイオリアクター
(培養器)で、高い静水圧をかけて培養
したところ、密度の高い大きな軟骨が
できました」
 
 さらに脂肪組織から取り出した幹細胞
(いろいろな細胞に分化できる細胞)を
軟骨再生に必要な培養液に入れ、静水圧を
かけて培養したところ、移植に十分と
思える軟骨を再生でき、膝軟骨の再生医療
の可能性が見えつつある。
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 素晴らしい。
 軟膏再生の可能性が出て来ました。
 
 軟骨の再生は出来ないと言われて
来ましたが、メカノバイオロジー技術で
可能になりそうです。
 
 今後に大いに期待したい。

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遺伝子治療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。幹細胞治療や遺伝子治療のことですが、治験を行わくても治療することは、できるのですか?

投稿: こし | 2014年4月23日 (水) 08時21分

治験は必須です。

人に対して実際に広く治療が出来るようになるには、その治療の安全性、有効性を
証明しないといけません。
その為に行うのが治験です。治験にはかなりの時間とお金がかかります。

詳細については、以下のリンクを見てください。
治験とは?(https://www.chi-ken.jp/trial/)
また、海外では有効性が認められ使用されている薬剤でも、国内では採算性や
リスク面から製薬企業が治験を行わない場合を想定した、
医師主導臨床試験(http://www.ncnp.go.jp/tmc/clinical_01_trial.html)
というものもあります。

臨床研究というものもありますが、上記との関わり合いについては、このリンクを(http://www.ccr.med.keio.ac.jp/patients/about_clinical/)

投稿: haredasu | 2014年4月23日 (水) 11時57分

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