タイでタピオカからバイオ燃料製造へ
2014年04月23日
サイエンスポータル科学ニュース
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)とタイの科学技術省国家
イノベーション庁(NIA)が、タイ中部の
サケーオ県のキャッサバデンプン製造工場
内に建設したバイオエタノールの製造実証
プラントが完成し、4月22日に運転を
開始した。
この事業は約7億円の予算(このうちNEDO
は約5億円)を投じて、タイのNIAと共同で
12年から始まった。
実証プラントは、年間に未乾燥タピオカ
残渣を1000トン処理し、80klの
バイオエタノールを生産する。
設計や運用はサッポロビールと磐田化学
工業に委託した。
タイで排出されるタピオカ残滓は
年間200万トンもあり、すべてをエタノール
に変換した場合、年間約65.6万kl
(1800kl/日)の製造が可能となり、
代替エネルギー利用拡大に役立つと期待
されている。
NEDOは「タイではタピオカ残滓が大量に
出て、処理に困っており、エネルギー事情
からも、技術的にも実用化の可能性はある」
としている。
---------------------------------------
良いですね。
こういう話しは積極的に進めて欲しい。
以前投稿した
2013年1月 5日
の実証工場が稼働し始めました。
今後に期待します。
| 固定リンク
「経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事
- ウミガメの99%がメスに! 豪で深刻、海水温の上昇(2018.01.20)
- 涙を誘う、餓死寸前のホッキョクグマ 温暖化の影響(2018.01.19)
- 氷山の一角から見えてきたもの -日本の研究力を維持するために-(2017.09.02)
- 死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面(2017.07.02)
- 原発処理費用、22兆円のウソとそのワケ(2017.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント