筋電義手:子供にも筋電義手を 神戸の病院、普及へ貸与開始 習熟すれば繊細な動き可能
2014年04月15日 毎日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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兵庫県立リハビリテーション中央病院
(神戸市西区)は、本人の意思で指を動か
せる「筋電義手(きんでんぎしゅ)」の
子供用をストックし、他の医療機関に無料
貸与する全国初のバンクを今夏にも創設
する方針を決めた。
筋電義手は、筋肉が発する微弱電気で
動くロボットハンド。
腕の一部を欠損して生まれたり、事故で
腕を失ったりした子供も習熟すれば、
健常者に近い生活が可能となる。
1台約150万円と高価だが、訓練して
使いこなせるという医師の意見書があれば、
障害者総合支援法に基づき補助金が支給
され、上限3万7200円の自己負担で
購入できる。
しかし、子供用を扱う医療機関は全国
で数施設だけ。
使いこなすまでの訓練用に公費が支給
されないことがネックになり、ほとんど
普及していない。
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>担当するロボットリハビリテーション
>センター長の陳隆明医師(53)は
>「国が取り組むべきだが、手を
>こまねいていては筋電義手を必要とする
>子供の元に届かない。
>子供の可能性を広げたい」と
>話している。
素晴らしい活動ですね。
子供用を扱う医療機関は全国で数施設。
使いこなすまでの訓練の為に公費は
出ない。
政府、政治家の頭にあるのは、高齢者
医療施設への訪問診療改定に見られる
ように、少しくらいの不都合は無視して
目の前の医療費削減しか無いのだから、
困ったものです。
(自分達には不都合が起こらないように
することにのみ頭を使う)
将来を見通して、今優先すべきことは
何なのか、もっと真剣に考えてくれる
政治家は出てこないものなのでしょうか?
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