活性酸素の強力な消去物質を発見~酸化ストレス関連疾患の予防・診断・治療に期待~
2014年4月15日
東北大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東北大学大学院医学系研究科環境保健
医学分野の赤池孝章教授らは、アミノ酸の
一種であるシステインに過剰にイオウが
結合した活性イオウ物質が体内で生成され、
さらにその物質が極めて強力な活性酸素の
消去能力を発揮することで、生体内で主要
な抗酸化物質として機能していることを
発見しました。
活性酸素が体内で過剰に働くと、
酸化ストレス状態を引き起こして様々な
病気が発症することが知られています。
今回の成果は、生体内の活性イオウ物質
が体内で活性酸素の働きをコントロール
する重要な因子であることを解明した
画期的な発見であり、今後、酸化ストレス
に関連する疾病である、感染・炎症、癌、
国民病である動脈硬化症・
メタボリックシンドロームなどの
生活習慣病のみならず、アルツハイマー病
など神経難病の新しい診断法、
予防・治療法の確立に大きく貢献するもの
と期待されます。
本研究成果は、2014年4月14日
(日本時間4月15日)に、米国学術誌
Proceedings of the National Academy
of Sciences of the United States
of America (PNAS)の電子版に掲載され
ます。
詳細は下記リンクを
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どの程度画期的なのかな?
>今回の成果は、生体内の活性イオウ物質
>が体内で活性酸素の働きをコントロール
>する重要な因子であることを解明した
>画期的な発見
と言っていますね。
今まで知られていた抗酸化物質より
極めて強力な活性酸素の消去能力を発揮
するようです。
結果、
>酸化ストレスに関連する多くの病気の
>新しい予防法・診断法・治療法の確立へ
>大きく貢献するものと期待されます。
とのこと。
大いに期待したい。
生きるということは、
2014年1月 9日
が避けられないのですから、
酸化に関しての関連記事です。
2014/04/16 マイナビニュース
酸化されたDNAね~、いやですね。
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