幹細胞、運命は形次第 「骨組み」変えると脂肪細胞に 肥満治療に役立つ可能性
2014年2月27日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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様々な細胞に変化する能力のある幹細胞
は、形を変えるだけで脂肪細胞になること
を、慶応大や日大などの研究チームが
マウスの実験でつきとめた。
こうした仕組みを利用して、がん細胞を
脂肪細胞に変化させたり、脂肪細胞が
できるのを防いだりできれば、がんや肥満
の治療に役立つ可能性がある。
26日付の英科学誌ネイチャー
コミュニケーションズで報告された。
研究チームは、細胞の骨組みの役割を
するたんぱく質「アクチン」に注目した。
このたんぱく質が細胞の形を決める。
カギは、直線状のアクチンが三日月形
に変わる途中にあった。
バラバラになったアクチンは、細胞内の
様々な遺伝子のスイッチ役を担う
たんぱく質「MKL1」にくっつく。
すると、別のたんぱく質が働いて
アクチンが三日月形になり、脂肪細胞に
変化した。
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なかなか面白い発見ですね。
がん治療とか肥満治療に応用出来そう
です。
期待したい。
関連リンクです。
平成26年2月26日
慶應義塾大学医学部
科学技術振興機構(JST)
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