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2014年3月19日 (水)

抗がん剤が効かなくなるがん細胞の新たなメカニズムを発見 治療効果の改善に期待

平成26年3月17日
科学技術振興機構(JST)
慶應義塾大学 医学部
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇がん細胞は、抗がん剤などのストレスに
 対する耐性を持つことが知られている。
〇ストレス環境下では、エネルギーを得る
 ための代謝経路(解糖系)だけでなく、
 抗がん剤の効果を下げる作用(解毒作用)
 や増殖などに必要な物質を増加させる、
 う回経路も利用することを発見。
〇代謝経路を切り替えるスイッチ分子も
 発見。
 がんの質的診断への応用や、治療抵抗性
 を低下させて治療効果を向上させること
 に期待。
 
 
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 JST課題達成型基礎研究の一環として、
慶應義塾大学 医学部の末松 誠 教授と
山本 雄広 助教らは、がん細胞が抗がん
剤治療に抵抗性を示すメカニズムの1つを
新たに解明しました。
 
 がん細胞は、ストレスに対する耐性を
持っていて抗がん剤を使い続けていると、
さまざまな手段で耐性を獲得していきます。
 
 その1つとして生体内ガスである
一酸化炭素(CO)を生成して生き残る
ことが知られていますが、そのメカニズム
は不明でした。
 
 今回研究グループは、COを多く生成
しているがん細胞はエネルギーを得るため
の代謝経路(解糖系注1))を、一時的に
う回させて抗がん剤を効かなくさせる作用
(解毒作用)などを獲得するとともに、
再び元の代謝経路に戻ってエネルギー源も
確保していることを発見しました。
 
 つまり、がん細胞は代謝系を巧妙に利用
して、生き延びようとする仕組みを持って
いたのです。
 
 さらに、PFKFB3という酵素が
解糖系からう回経路に切り替えるスイッチ
の役割を果たしていることも見いだし
ました。
 
 がん細胞がストレスを受けるとCOが
増加して、PFKFB3のメチル化修飾
注2)が抑制され、酵素活性が下がること
により代謝経路を切り替えています。
 
 PFKFB3のメチル化状態を調べる
ことで、がんの悪性度や治療抵抗性の有無
などの質的診断ができる可能性があります。
 
 また、PFKFB3を標的にした治療法
の開発により、がんの治療抵抗性をなくして
治療効果を向上させることも期待されます。
 
 今回の発見には、島津製作所がJST
先端計測分析技術・機器開発プログラム
により開発した質量分析イメージング技術
が威力を発揮しました。
 
 また、代謝システム解析技術の確立は、
文部科学省「オーダーメイド医療の実現化
プログラム:保存血清のメタボローム解析
による疾患診断の有用性の検証と応用」の
支援を受けています。
 
 本研究成果は、2014年3月17日
(英国時間)に英国科学誌「Nature
 Communications」の
オンライン速報版で公開されます。
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 がんは本当に生き残りに対して巧妙
ですね~
 
 がんを撲滅するのは大変です。
 
 頑張って研究お願いします。

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