米、原発用MOX燃料工場の建設中止…財政難で
2014年3月5日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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オバマ米大統領は4日、解体した核兵器
から取り出したプルトニウムで原子力発電
所用の混合酸化物(MOX※)燃料を製造
する工場の建設を、財政難を理由に中止
すると発表した。
米エネルギー省は07年から、
南部サウスカロライナ州サバンナリバーに、
毎年70トンの製造能力を持つ米国唯一の
MOX燃料工場の建設を開始、19年秋の
完成を目指していた。
しかし、02年に10億ドル
(約1000億円)と見積もられていた
建設費は78億ドル(約7800億円)
まで高騰、完成後の運営費も年間5億ドル
(約500億円)とみられることから、
財政難に悩むオバマ政権が計画の見直しを
検討していた。
工場の建設中止は、解体核兵器の
プルトニウムを原発で使うプルサーマル
からの、事実上の撤退を意味する。
米国は今後、安全かつ安価な新しい
プルトニウム処分法の開発を目指す。
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日本より遙かに多くの予算を持っている
はずの米国で混合酸化物(MOX※)燃料
を製造する工場の建設を、財政難を理由に
中止すると発表した。
どうして日本では出来るのでしょうか?
MOX燃料工場の製造にどうしてそんなに
費用がかかるのでしょう?
日本は米国より安全性の劣る工場を稼働
させているのでしょうか?
プルサーマルの推進は本当に安価な
電源の供給に寄与するのでしょうか?
米国のこのニュースを見ると疑問に
思えてくる。
日本は原発関連に湯水のようにお金
を使ってなんら反省が無い。
もんじゅが典型、再処理工場だって
これから維持にすごいお金がかかるはず。
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