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2014年3月27日 (木)

【がん】肺腫瘍を支える細胞が治療標的となる可能性

2014年3月26日 Nature Communications
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 肺がん幹細胞と繊維芽細胞(非がん細胞)
との間のシグナル伝達リンクについて記述
された論文が、今週掲載される。
 
 今回の研究結果は、繊維芽細胞を標的
として肺がんを治療する新薬の開発に
役立つ可能性がある。
 
 肺がんの場合、がん幹細胞が従来の
治療法に抵抗性を示すことが多い。
 
 がん幹細胞が腫瘍中で生き続ける過程
を解明することは、がん幹細胞を死滅
させる新たな方法を開発するために重要
だ。
 
 今回、Pan-Chyr Yang、Huei-Wen Chen
たちは、実験室で、肺がん幹細胞と
繊維芽細胞を共培養した。
 
 繊維芽細胞は、腫瘍に随伴した状態で
見つかることが多い。
 
 この実験では、繊維芽細胞が、シグナル
伝達機構を介して、腫瘍細胞の幹細胞的
特徴を支援していることが明らかになった。
 
 そして、実験室内で、このシグナル伝達
経路を遮断したところ、腫瘍細胞の
がん幹細胞的特徴が減った。
 
 次にヒト肺がん細胞の検体を調べた
ところ、このシグナル伝達経路の特徴を
示す繊維芽細胞と腫瘍の生存率が低い
ことが判明した。
 
 今回の研究で得られた知見は、この
シグナル伝達経路と繊維芽細胞を標的
とすることが肺がんの治療に役立つ
可能性を示唆している。
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 いろいろありますね。
 
 可能性のレベルです。
 今後の研究を見て行きたい。

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