アルツハイマー病発症を予防する因子CALMの機能を解明
2014/03/03 奈良女子大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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国立大学法人東京大学薬学系研究科
・富田泰輔准教授と岩坪威教授らの
研究グループは、本学研究院自然科学系
・渡邊利雄教授(専門分野:分子細胞
生物学、個体機能学)との共同研究により、
アルツハイマー症の危険因子として推定
されていたCALM(カルム)の低下が
アルツハイマー症の原因物質の
アミロイドベータタンパク質の生成量を
低下させることを新たに発見しました。
これまで大規模ゲノム解析から
アルツハイマー症の危険因子として推定
されていたCALM(カルム)の働きを、
細胞レベルと個体レベルの両方の実験で
実際に確認した世界初の研究です。
個体レベルでの確認には、奈良女子大学
で本学大学院生が作製したCALM
ノックアウトマウス(公表されている唯一
のマウス)を用いました。
今後、今回発見したCALM(カルム)を
介するアルツハイマー症の発症の解明が
進めば、新しい治療薬に加え、予防薬、
診断法の開発に貢献することが期待
されます。
なお、この研究成果については、
2014年2月28日にNature Communicationsの
オンライン版にて先行発表されます。
共同研究ページリンクです。
詳細はこちらをどうぞ、
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アルツハイマー症の研究は沢山
ありますね。これもその一つ。
残念ながら、これが本命というものは
なかなか出てきませんね~
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