筑波大、ミトコンドリア病予防技術を開発
2014/2/4 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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母から子に遺伝し、脳や筋肉などに異常
が現れるミトコンドリア病の発症を防ぐ
技術を筑波大の林純一教授の研究グループ
が開発した。
体外受精して3日ほどたった初期胚の
遺伝子を診断し、ミトコンドリアという
細胞内の小器官にあるDNAで突然変異を
起こした割合が低ければ、母親の体に
戻す。
成果は4日の米国科学アカデミー紀要
電子版に掲載される。
欧州では10万人に9~16人が発症する
との報告があり、日本では医療費が
公費負担となる難病に指定されている。
研究グループは突然変異を起こした
DNAを75%以上持つマウスは
ミトコンドリア病を発症することを
突き止めた。
ヒトの場合、受精卵が成長した後、
ミトコンドリアのDNAを調べ、突然変異
が一定の割合以下のときに母親の子宮に
戻せば発症を予防できるという。
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Good Newsです。
早く臨床の場で行われるようになると
良いですね。
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