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2014年2月 6日 (木)

保育園、「認可なら安心」は間違いだった 待機児童の実態(3)

2014/2/6 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 今思えば、区役所の女性も知っていた
はずだ。
 
 「あの保育園なら空いている」理由を。
 
 だから、あんなギリギリの時期でも
空いていたのだ。
 
 どこにも入園できず必死だった私は、
ただただお礼を言った。
 
 0~1歳児を中心とした40人の園で
保育士が3人しかいないこと自体、
違法だ。
 
 認可外保育施設の規定は、児童福祉施設
最低基準第33条2項が基準になっている。
 
 乳児3人につき保育従事者1人、
1~2歳児は6人につき1人が最低基準。
 
 少なくとも、わが子が通っていた当時は
その条件を満たしておらず、違法だった。
 
 役所にも繰り返しクレームが来ていた
はず。
 
 それでも、区では受け皿がないため、
この認可外園を勧めた。
 
 それに気づいたのは、ずっと後のこと
だった。
 
 「息子が、笑わなくなり、しゃべらなく
なったんです。
 
 空きを探しています」と言いながら、
涙があふれることもあった。
 
 認めたくなかった事実を、口にしたこと
で認めざるを得なくなったのだ。
 
 自分が過剰に反応しているモンスター
ペアレントになっているんじゃないかと
悩んだこともあったが、あの光景が
よみがえる度に転園の決意は固くなった。
 
 
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 4月も20日を過ぎたころ。
 
 1年前に保育園巡りで訪れていた認可外
のC園から「5月から慶太くんをお預かり
できます」という1本の電話が入った。
 
 会社の廊下で電話を受け、やっと差し
伸べられた手に泣き崩れそうだった。
 
 改めてウエイティングリストに載せて
もらっていた結果がようやく出た。
 
 実はそのC園は、保育園問題に悩んだ
お母さんが始めた園。
 
 規模は小さくても、子ども20人弱に
対していつも5~7人のベテラン先生が
いて、毎日公園にお散歩へ行き、手作り
の給食やおやつを食べ、造形やダンスを
楽しむ。
 
 温かくて本当に安心して息子を預ける
ことができた。
 
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 そして、1年後。
 
 待機児童の増加を受け、急遽できた新規
の認可園に4月に移ることができるという
連絡が入った。
 
 A園での悪夢がよみがえり、夫と「息子
はC園にすっかり慣れているし、また移す
のはかわいそう。
 
 どうしたものか」と何日も家族会議を
重ねた。
 
 しかし、認可外園の保育代は月8万円
以上。
 
 新しい認可園は家からも近く、保育代も
半分程度。
 
 最後の決め手は「一度断ると、もう二度
と入れないかもしれない」という厳しい
申し込み状況だった。
 
 結局、4月から認可園D園に移った。
 
 D園は新設ということもあり、園庭は
狭く、庭の遊具もゼロだった。
 
 先生も20代中心と若く、やる気はある
が育児相談ができる雰囲気ではなく、
とにかく新しい園での日々にいっぱい
いっぱいというのが見てとれる。
 
 私たちが苦しまされたA園は認可外
だったが、同時に私たち一家を救って
くれたC園も認可外だった。
 
 「認可外はよくないんじゃないか」と
思い込んでいたことを猛省した。
 
 認可外も認可も、結局はその保育園
によって大きく状況が異なる。
 
 
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 欲しい福祉サービスや助成金などは多々
あるが、願って止まないのは、日本が
「子どもが社会に歓迎されている」と
感じられる国になること。
 
 働きながら子どもを育てることが
当たり前。
 
 そしてそれが喜びである。
 
 そんな社会を待ち望んでいる。
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 これが日本の東京の現実だと思うと
どうなっているのだろう日本は?
と思う。
 
>願って止まないのは、日本が「子どもが
>社会に歓迎されている」と感じられる
>国になること。
 
>働きながら子どもを育てることが
>当たり前。
 
>そしてそれが喜びである。
 
>そんな社会を待ち望んでいる。
 
 ごく当たり前の話しのはずなのに現実は
遠いところにある。
 
 どうしてなのだろう?
 
 日本の政治家達は何を大切だと思って
いるのだろう?

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