(逆流 土建国家:上)公共事業、ちぐはぐ
2014年2月4日 朝日新聞デジタル
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有料記事です。
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安倍政権が進める国土強靱化で公共事業
が増えている。
だが、事業の選び方は不透明で、必要な
ところに予算がつかないちぐはぐさが
生じている。
公共事業の現場から「土建国家」に戻り
つつある日本の風景を描く。
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小野寺さんは「やはり」と思った。
「震災で多くの人が亡くなったのは、
防潮堤が低かったからではなく、渋滞で
逃げられなかったからなのに」
小野寺さんは、近くの住民とともに
高台へ逃げる道路を早く整備してほしい
と市に求めたが、いまだに実現して
いない。
その背景を、ある国土交通省職員は
こう明かす。
震災直後、各自治体から避難用の道路
の整備に予算をつけてほしいという要望
があがった。
だが復興庁の査定で、ほとんどが却下
された。
防潮堤のように震災で壊れたものを元に
直す「災害復旧事業」は認めるが、新規の
ものは認めないという理屈だったという。
この職員はため息をつく。
「防潮堤には巨額の予算がつくが、
数千万円の小さな道路には出ない。
硬直した制度が原因だ」
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なんということでしょうか?
震災の教訓が生かされていない。
きちんと反省しているのだろうか?
硬直した制度が原因というのなら
何故、正そうとしないのか?
何が国土強靱化かと思う。
このままでは、また同じことになる。
原発事故についても同じようなもの、
仕組みとして何が改善されたのか?
疑問符がつく。
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