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2014年2月12日 (水)

京大、炭素の結合を簡単に分離

2014/1/20 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学の村上正浩教授らは、化学物質
中で強く結び付いた2つの炭素原子を簡単
に引き離す手法を開発した。
 
 これまで炭素同士の結合を切る化学反応
は実用化されていなかった。
 
 医薬品や化成品を少ない消費エネルギー
で安価に合成できると期待されている。
 
 研究チームは「オルトシクロファン」
と呼ぶ有機化合物に紫外線を当てた後、
貴金属のロジウムの触媒に作用させると
炭素同士の結合が切れ、別の有機化合物
に変化することを見つけた。
 
 紫外線と触媒の相乗効果で結合が切れた
と分析している。
 
 炭素同士を簡単に切り離す今回の手法
を使えば、従来は多数の反応を経て合成
していた高価な医薬品や化成品を、
少ない反応で安く作れる可能性がある。
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 素晴らしいですね。
 
>従来は多数の反応を経て合成
>していた高価な医薬品や化成品を、
>少ない反応で安く作れる可能性がある。
 
 と言う所に期待しましょう。
 
 具体的にはどんな医薬品、化成品
が対象になるのでしょうか?

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