原発、狭まる情報公開 ベント設備、非公開や取材制限 新規制基準のテロ対策受け
2014年2月5日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
---------------------------------------
電力会社が、原子力発電所の情報の
公開範囲を狭めている。
東京電力福島第一原発事故の教訓を
踏まえてつくられた新規制基準にテロ対策
が盛り込まれたためだが、規制当局が
非公開を求めていない範囲まで制限する
動きもある。
東電は昨年末、柏崎刈羽原発(新潟県)
の原子炉格納容器につながる排気設備
「フィルター付きベント」の非公開を
社内で決めた。
工事中の様子を報道に公開したことは
あるが、今後は原則として取材や視察にも
応じないことにした。
■欧米は公開で防ぐ
<立命館大の大島堅一教授の話>
本来、原発の安全対策の情報は積極的に
公開するべきだ。
欧米では、いかに原発が防護されている
のかを公開し、テロを防ぐ考え方をとる。
秘密にすれば設備が強靱になるわけでは
ない。
秘密にすると、どんな対策が取られて
いるのか分かりにくくなり、住民の不安も
高まるのではないか。
---------------------------------------
いずれ秘密にする動きが出てくるとは
思っていましたが、今回の件は悪のり
としか思えません。
一切の取材拒否は行き過ぎだと思う。
それこそ、秘密にしても設備が強靱に
なるわけではないのだし、場所を特定
されたくなければ、そのように取材に
制限をつければ良い。
ベント設備がどこにあるのか全く
外部の人に秘密にしたければ設備の
設計者とか、工事に携わった人を
世間からアクセス不可にしないと
いけないと思いますが、その対策は?
その他にもいろいろ考えられるはず、
そもそも原子炉の所在が公開されても
良いのかな? 一番危ない所だと思うが、
秘密にすることがテロ対策になるとは
思えません
私には自分で自分の首を絞めている
ように思えます。
原発の安全性に関する情報を公開
しなければ住民は不安を払拭出来ず、
原発の再稼働も、ましてや新設などは
住民の反対にあって実現出来ない
でしょう。
もっと広く世界を見てくださいな。
| 固定リンク
「社会関連ニュース」カテゴリの記事
- 東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー株式会社」設立~世界初の小型・軽量で超高感度な磁気センサーを開発、提供~高度医療診断からインフラの監視まで(2019.02.08)
- 自分で自分の首を絞める高齢者差別(2017.08.18)
- 獣医学部新設問題に思う 獣医師は足りているのか?(2017.08.15)
- 初期費用ゼロで省エネ冷蔵庫に買い替え~節約した毎月の電気代で、約7年で購入費を完済~(2017.02.24)
- オプジーボ 「高いのは日本だけ」(2016.10.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント