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2014年2月13日 (木)

動脈硬化:悪化させるたんぱく質発見 心疾患の治療に道

2014年01月20日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 動脈硬化を悪化させるたんぱく質を、
筑波大らのチームがマウスを使った実験で
突き止めたと、20日付の英科学誌
ネイチャーコミュニケーションズに発表
した。
 
 日本人の死因の2位の心疾患、4位の
脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化
とされる。
 
 それだけに、今回の発見が新たな治療法
の開発につながるかどうか注目される。
 
 脂質が血管内膜に入り込んで酸化する。
これを白血球の一種「マクロファージ」が
攻撃してきれいな状態にした後に自ら死滅
する。
 
 しかし、酸化した脂質が多すぎると掃除
しきれず、蓄積して血管内膜を厚くし、
動脈硬化を悪化させる。
 
 チームは、マクロファージ内のたんぱく質
「MafB」に着目した。
 
 MafBは特定の遺伝子が働くようにする
スイッチ役の一つだが、マクロファージを
死滅させない働きを促していることも
見つけた。
 
 そこで、血液細胞でMafBのないマウス
を作ると、マクロファージは死滅し、
脂質の蓄積が大幅に減少することが
分かった。
 
 筑波大の高橋智教授は「MafBの機能
を抑える薬剤を開発すれば、動脈硬化の
改善に役立つ」と話す。【相良美成】
 
 
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 詳細はこちらを参照してください。
 筑波大学プレスリリース
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 良さそうです。
 
 ニュースの言い方はわかりにくい
ですね。
 
 筑波大学のプレスリリースによれば
 
>マクロファージ内でMafBが
>酸化コレステロールからのシグナル
>を受け取り、マクロファージの
>アポトーシスを阻害していることを
>明らかにし、動脈硬化モデルマウスの
>動脈硬化病変部でMafBの働きを抑える
>と、マクロファージのアポトーシス
>が誘導され、動脈硬化病態が顕著に
>改善することを突き止めました。
 とのことです。
 
 MafBの機能を抑える薬剤の開発
に期待したい。

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