« スピン流を高感度に検出する酸化物材料 | トップページ | 悪性脳腫瘍が脳内を動き回り広く散らばるしくみを解明 -新しい治療戦略確立へ- »

2014年2月 2日 (日)

シャペロンによるビタミンB12酵素再活性化の分子機構を解明

平成26年1月27日
岡 山 大 学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 岡山大学の虎谷哲夫名誉教授と
同大大学院自然科学研究科の森光一助教
らの研究グループは、ビタミン B12関与
酵素の再活性化シャペロンである
「ジオールデヒドラターゼ再活性化酵素
(DD-R)」のヌクレオチドスイッチと
サブユニットスワッピングに関与する
アミノ酸残基を同定しました。
 
 本研究成果は、虎谷名誉教授らが世界に
先駆けて発見した 3 種のビタミン B12
酵素再活性化シャペロンの中で最も研究が
進んでいる DD-R を用いて、不活性化
されたビタミン B12酵素の再活性化の
分子機構を解明したものです。
 
 2013 年 12 月 3 日、アメリカの
生物化学系国際雑誌『Biochemistry』
に掲載されました。
 
 ビタミン B12酵素の再活性化シャペロン
を応用すれば、原理的にはビタミン B12
酵素の不活性化の問題が解決できます。
 
 それにより、1 例を挙げれば、植物油
からバイオディーゼル燃料を製造した後の
廃液から夢の合成繊維材料
ポリトリメチレンテレフタレート*1 の
原料であるトリメチレングリコールを製造
したり、廃油をエネルギー源と炭素源
として完全再資源化することも可能になる
と期待されます。
---------------------------------------
 
 難しいです。
 
 解明されなければいけない機構が
まだ残っているようなので、
まだまだ先の話のようですが、
 
>それにより、1 例を挙げれば、植物油
>からバイオディーゼル燃料を製造した後
>の廃液から夢の合成繊維材料
>ポリトリメチレンテレフタレート*1 の
>原料であるトリメチレングリコールを
>製造したり、廃油をエネルギー源と
>炭素源として完全再資源化することも
>可能になると期待されます。
 と言っています。
 
 期待したい。
 実現出来ると素晴らしいですね。
 
 参考までにシャペロンについては、
を参照してください。

|

« スピン流を高感度に検出する酸化物材料 | トップページ | 悪性脳腫瘍が脳内を動き回り広く散らばるしくみを解明 -新しい治療戦略確立へ- »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シャペロンによるビタミンB12酵素再活性化の分子機構を解明:

« スピン流を高感度に検出する酸化物材料 | トップページ | 悪性脳腫瘍が脳内を動き回り広く散らばるしくみを解明 -新しい治療戦略確立へ- »