京大チーム、iPS細胞で血小板量産 作製効率100倍以上
2014/2/14 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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様々な細胞に変化できるiPS細胞から
血小板を大量に作り出す手法を京都大
iPS細胞研究所の江藤浩之教授らが開発
した。
血小板の一歩手前の細胞を安定して
増やすことで、従来の100倍以上の効率で
血小板を作れ、製造コストも大幅に低減
できる。
研究チームは生まれつき血小板が少ない
難病などを対象に、2年後をめどに
臨床研究を始める計画だ。
成果は米科学誌セル・ステムセル
(電子版)に14日掲載される。
血小板は血を固めて出血を防ぐ機能を
持ち、血液製剤として使われている。
新たな手法は人のiPS細胞を血液の
もととなる細胞に変化させたうえで、
3つの遺伝子を導入。
血小板の一歩手前の細胞である
「巨核球」を作った。
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だんだん実用段階に近づいてきました。
以前投稿したこの投稿の次の段階?
2012年1月21日
この投稿では2015年に米当局への
申請を目指す。
と言っていましたが、どうなった
のかな?
関連投稿です。
2014/02/14 マイナビニュース
いろいろあって何がなにやら?
という感じです。
この記事では
>このシステムを用いた臨床研究が
>平成27~28年に計画されており、
>最終的には臨床試験を経て10年後の
>実用化を目指しているとした。
ということです。
結局実用化は10年後?
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