遺伝子治療、失明治療に有望性示す
2014年1月16日
ウオールストリートジャーナル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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科学者はまれな不治の眼病の患者に
欠けている遺伝子を健常な遺伝子と
置き換えることで、患者の視力を改善
した。
これは5万人に1人がかかる先天性
脈絡膜欠如という退化性の眼疾患で、
単一の遺伝子が欠如していることで発症し、
失明につながる。
英医学専門誌「ランセット」に15日掲載
された第1相臨床試験の結果で、研究者は
不活性化したウイルスを用いて、網膜に
実験室で作られた健常な遺伝子を
数十億個運んだ。
これがこの疾患で欠如している光を
感知する光覚細胞の機能を回復させた
もよう。
この治験を主導した
英オックスフォード大学の眼科教授
ロバート・マクラーレン氏は
「視力の改善の度合いに驚いた」と
述べた。
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遺伝子治療いよいよ治験のフェーズに
入ったようです。
いろいろ出てくると思います。
今後に期待ですね。
遺伝子治療関連記事です。
2014年1月16日 MTPRO
残念ながら医師、医療関係者でないと
閲覧できないようです。
何故かな? 残念です。
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コメント
私たちの病気に対して早く遺伝子治療が実用化されることを祈っています。
投稿: こし | 2014年1月20日 (月) 13時39分
同感です。
もう少し日本の医療環境が良ければ、iPS細胞もありますし、遺伝子治療についても再生医療についても、世界に先駆けた業績をあげられるポテンシャルはあると思っています。
医療環境は医師の努力もありますが、政治の力が必要です。(国民の力も)
投稿: haredasu | 2014年1月20日 (月) 14時53分
こんばんは、KPS-0373という薬なのですが、早ければあと1年位で出てくるとある大学病院の先生が言ってました。
投稿: こし | 2014年1月21日 (火) 17時23分
こしさん、情報ありがとうございます。
そうですか、早ければあと1年位。良い薬がない以上、朗報と言って良いですね。
治験のフェーズはⅢ相ですから問題なければ、その位になるのかな?
効果はどの程度なんでしょう?
少なくともセレジストの5倍位欲しいですね。
投稿: haredasu | 2014年1月22日 (水) 15時04分
噂だとセレジストの10倍とある人わ言っていますがあまり期待しないほうがいいと思います。でもセレジストよりはいいらしいです。、
投稿: こし | 2014年1月22日 (水) 19時02分
そんなに効果があるのなら、こんなに臨床試験に時間がかかるはずがない。と思う。こんなものなのかな?
投稿: haredasu | 2014年1月23日 (木) 12時10分