iPS細胞を安全に効率培養 京大、味の素などと新手法
2014/1/9 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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京都大学iPS細胞研究所は味の素など
と共同で、iPS細胞の新しい培養法を
開発した。
ウシの血液など動物から採った材料を
使わずに大量に増やすことができ、
iPS細胞を治療に使う際の感染症リスク
が大幅に減る。
培養効率も従来法の30倍以上だった。
iPS細胞による治療は、理化学研究所
などの研究チームにより今年夏から目の
難病を対象に本格的に始まる。
今後の再生医療の普及を促す成果と
いえそうだ。
研究には大阪大学、ニッピも参加した。
成果は8日、英科学誌
「サイエンティフィック・リポーツ」に
掲載された。
新培養法は細胞を増やすのに欠かせない
「足場」と「培養液」にマウスやウシ、
ブタ由来の材料を使わない。
BSE(牛海綿状脳症)といった動物が
持つ病原体にiPS細胞が汚染される
リスクがなくなる。
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良さそうですね。
>今後、この備蓄に新培養法を採用するか
>どうかを検討する。
今後に期待したい。
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